PhotoshopでPSDファイルを保存する際の「互換性を優先」って設定は何?非表示にできない?

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PhotoshopでPSD形式のファイルを保存しようとすると、「互換性を優先」というダイアログが表示される。保存に一手間かかるので非表示にしたいが、このファイルはほかのAdobe製品でも画像を扱えるようにする重要な設定項目。自動で設定が「オン」になるようにしておこう。

PhotoshopでPSDファイルを保存する際に、「Photoshop形式オプション」というウインドウが開き、「互換性を優先」というチェックボックスが出てくる。初期状態では毎回必ず表示されるので、かなりうっというしいが、これはPhotoshopで加工した画像を、ほかのAdobe製品でも扱えるようにするための設定だ。互換性を優先にすると、ファイルサイズは大きくなるが、Illustratorや過去のPhotoshopのバージョンで開いたときも、元の形式が忠実に再現される。基本的にこの設定は常に有効にしておきたいので、環境設定からデフォルトで「オン」になるようにしておこう。

■ PhotoShopでPSDファイルの互換性を常にオンにする

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「PSD および PSB ファイルの互換性を優先」のウインドウを表示させないようにするには、PhotoShopの「編集」をクリックしよう

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「編集」内に「環境設定」の項目があるのでクリックする

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「環境設定」のウインドウが開いたら左のメニューから「ファイル管理」の項目を開こう

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「PSDおよびPSBファイルの互換性を優先」で「常にオン」を選択。これで常時、互換性が確保された状態でファイルが表示されるようになる

2015年09月04日 13時20分
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