Photoshopで画像に赤色の囲み線を描きたいけど多機能すぎて操作方法が分からない……。

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デザイナーならずとも画像の処理でよく使うのが「囲み線」。地図や写真の中の重要な部分に赤線で囲みを入れる……という処理も、Photoshopだと非常に難しいと思い込んでいないだろうか。実は、右クリックメニューから一瞬で囲み線を作成する機能が備わっているのだ。

多くのグラフィックソフトには、簡単に囲み線を作成する機能が備わっている。しかし、Photoshopの場合は、機能があまりに本格的過ぎて、そんな簡単な枠線を作る方法はないと思われがちだ。
実は、Photoshopには、超簡単に枠線を作る機能がある。長方形選択ツールで長方形の囲みを作って右クリックメニューの「境界線を描く」を選択するだけ。これで好きな色や太さの境界線が作れる。
あまりに簡単で拍子抜けするが、一度覚えればこれほど心強い機能もない。Photoshopは本格的なグラフィック処理にしか使えないと思っている人ほど、覚えてほしい機能だ。

■ Photoshopで画像の中に簡単に赤色の囲み線を引く

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Photoshopのツールバーから「長方形選択ツール」を選択しよう

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表示させている画像で囲みを作成したい領域をドラックして指定しよう

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選択した状態で画像を右クリック。メニューから「境界線を描く」を選択する

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「境界線」ダイアログが表示される。「幅」に囲み線の幅、「カラー」に囲み線の色を設定しよう。囲み線の(選択範囲に対する)位置を指定したり、不透明度を設定して半透明にすることも可能

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「OK」をクリックすると、選択範囲の点線の上に、囲み線が表示されている

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囲み線の幅を調整して、それらしく見えるようにすれば完成だ。この方法で簡単に囲み線を作成できるぞ

2015年09月28日 23時00分
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