重すぎるPDFは扱いにくい!PDFを軽量化する3つのテクニック

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PDFは扱いが面倒なファイルの1つ。数ページ分しかなくても容量が大きくなるため、メールに添付したり、スマホに転送するのに時間がかかる。仕事の資料や電子書籍でPDFを扱う機会が多い人は、使いやすいサイズに処理しておくのが基本。PDF軽量化のための3つの手法を解説しよう。

プレゼン資料などの仕事の書類、または自分で"自炊"した電子書籍など、大量のPDFファイルがパソコンに入っているという人は多いはず。しかし、PDFはサイズが大きく思いのほか扱いづらい。メールで転送するのも時間がかかるし、Dropboxなどでスマホに送るのにも3G回線だとかなり時間がかかる。
PDFファイルは、できるだけ無駄を省いてサイズを小さく処理しておくのがオススメ。「画像の圧縮」「不要なページの削除」「余白の削除」と3つの方法でPDFをスリム化するテクニックがあるので、これらの処理で、手頃なサイズに変換しておこう。

■ PDFに含まれる画像を圧縮する

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PDF Compressor」は、PDFに含まれている画像ファイルを圧縮してPDFのサイズを縮小するアプリ。起動したら「Add Files」をクリックして、縮小処理したいPDFを選択

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画像の圧縮は「Start Compression」をクリックするだけ。画像が多く使われているプレゼン資料などのPDFを扱いやすいサイズにするのに最適なツール

■ 余分なページを削除して容量を小さくする

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PDF Explorer」は、複数ページのあるPDFから、不要なページを削除できるツール。「ツール」から「ページを削除」をクリックすると……?

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ダイアログが表示される。削除したいページを入力して「実行」をクリックしよう。書籍や雑誌を電子化したPDFファイルから、白紙や広告のページを削除して容量を減らしたいときに利用しよう

■ ページの周囲の余白部分を削除する

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PDF Slim」はPDFの余白部分を自動的に認識し、文字や画像のある部分を抜き出して保存するツールだ。PDFを画面上にドラック&ドロップで登録し、「プレビュー画面を表示」をクリックしよう

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「プレビュー画面」に削除される余白部分が表示される。「余白の制御」で、どの程度余白を残すかも設定できる。ページ範囲を指定したら「OK」をクリックすると、余白除去の処理が実行されるぞ

2013年03月12日 22時40分
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