3月期 第1位:ファイルをHDDのようにウェブ共有「ZumoDrive」

ムフフなお宝ファイルを手に入れたら、すぐに仲間たちで共有して、楽しい世界へと誘ってあげたくなるものだ。しかし、一般的にファイルの共有はメッセンジャで転送したりサーバを立てる必要があり激しく面倒だ。簡単にファイルを共有できるサービスが欲しくなってくる。手軽にファイルを共有できるサービスのうちで一番便利なのがオンラインストレージサービス「ZumoDrive」だ。


オンラインストレージサービスとは、ネット上にファイルを保存したり共有できるサービスのことだ。以前からオンラインストレージサービスは多数存在していたが、お金を払わないとダウンロード速度が遅かったり、数日でファイルが消えたりと、使いものにならないサービスが多かった。しかしZumoDriveは違う。

ZumoDriveは、容量1Gバイトまで無料でファイルをインターネット上に置くことができる。また、ファイルのコピー方法もエクスプローラ上に表示されるドライブへファイルをドラッグ&ドロップするだけと非常に簡単。まるでネット上に秘密のお宝ハードディスクを置いているのと同じように扱うことができる。お宝ファイルは丸ごと突っ込んじゃえ!


2009年3月期 ZumoDrive
1
(開発支援金5万円)
合計点:22 POINT
話題性★★★★
革新性★★★★★
実用性★★★★★
Web3.0度★★★★
悪用厳禁度★★★★


ZumoDriveのクライアントソフトをインストールする


ZumoDriveのクライアントソフトを起動すると、アカウント入力画面が表示されるので、「Sign Up Free」をクリック


アカウント名や、パスワードなど必要事項を入力して、「Sign Up」をクリックする


使用するストレージの容量の選択画面が表示されるので「1GB - Free」を選択


アカウントの作成が完了すると、ZumoDriveのセットアップが起動するので「Next」をクリック


適当にパソコンの名前を入力して、「Next」をクリックしていけばインストール完了だ


インストールが完了すると「Zドライブ」が表示される。この中にファイルを放り込めば、ファイル共有ができるというわけだ


ほかの人にアクセスしてもらう場合は、作成したアカウントのメールアドレスとパスワードを伝えればOKだ。同じアカウントでログインすることで複数のPCでファイルの共有を行うことができる

■ZumoDriveを隠す

ZumoDriveのクライアントソフトを起動していなければ、お宝ファイルを保存したZumoのドライブがエクスプローラ上に表示されることはない。ZumoDriveのショートカットをスタートメニューから削除して、ZumoDriveのクライアントソフトをUSBメモリにでも移しておけば共有お宝ファイルの存在を気付かれることはなくなるぞ。隠すのがこんなに簡単だと、なんだか完全にZumoDriveがお宝共有用途で作られているのではないかと勘ぐってしまうほどだ。

クライアントソフトは右クリック→「EXIT」で終了することができる

2009上半期ツール&サービス 3月の優秀作品一覧

≫1位:ファイルをHDDのようにウェブ共有「ZumoDrive」
≫2位:辞書共有で成長する日本語入力「Social IME」
≫3位:パソコンに七色の歌声 完全無料の「UTAU」
≫4位:プロセスの優先度を記憶してくれる「Process Lasso」
≫4位:地球どころか火星や海中まで探索!?? 「Google Earth」
≫6位:2ちゃんとニコ動を仮想空間に3D配置「Meengr」
≫7位:パケットを徹底的に解析できる「TCP Explorer」
≫8位:祖先の顔を知りたいなら「Devolve me」
≫8位:GizmoDriveで最先端の仮想ドライブをマウント
≫8位:相手を突き放すキャラ!「ツンデレジェネレータ」
2009年06月26日 18時40分
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