MP3ファイルの編集をする際に、音質をなるべく劣化させずに行う方法ってある?

元ファイルの音質を劣化させない音楽編集ソフトを使おう。AudioEditorがオススメだ。
MP3ファイルを切り分けたり結合するなどして何度も編集を繰り返していると、いつの間にか音質が劣化していることがある。これは編集したファイルを保存する際に、オーディオ編集ソフトがMP3を再エンコードしているからだ。再エンコードをすると、MP3からさらに新しいMP3を生成することになるため、オリジナルの音源からどんどん音質が劣化したものになっていく。
これを防ぐためには、保存するときにエンコードしないタイプのオーディオ編集ソフトを使うといい。今回は「AudioEditor」というツールを使用して、MP3ファイルを編集してみよう。対応している操作はカット、結合、分割の3種類。どれだけいじくり回しても音質は変わらないので、心ゆくまで編集しまくるといいだろう。

AudioEditorを起動したら「開く」をクリックして編集したいMP3ファイルを選択する

「編集方法」で編集の作業内容を指定した後、「オプション」をクリックする

オプション画面が開くので、「共通」の「作業フォルダ」でファイルの出力先を指定

スライドバーを編集したいポイントまで移動させて、時間ボタンをクリックする。編集点リストに指定したポイントの時間が追加されたのを確認しよう

「編集開始」をクリックすると、編集が反映されたファイルが音質劣化なしで生成されるぞ

2007年12月30日 00時06分
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