ブログに記事を書くときは、目当ての記事を探しやすいように「カテゴリー」や「タグ」で分類しておきたいが、細か過ぎたり大雑把すぎたりしない丁度いい分類をするのはなかなか難しく、あとでまとめて整理しようと思ってタグ無しのまま公開してしまうことも多い。
だが、多数の既存記事の中からタグの付いていない記事を探して分類していく作業は非常に大変だ。特定のタグが付けられた記事を探すのは簡単だが、タグが一つも付けられていない記事を検索する機能は用意されていないことが多い。
定番ブログエンジンの「WordPress」も、標準ではタグ無しの記事一覧表示機能は用意されていないが、「functions.php」に数行のスクリプトを記述すれば作成できるので、ぜひ試してみよう。
function query_untagged_posts($query){
if(is_admin()&&$query->is_main_query()&&$_GET['untagged']==1){
$a=array();
foreach(get_tags() as $t){
$a[]=$t->term_id;
}
$query->set('tag__not_in',$a);
}
return($query);
}
add_filter('pre_get_posts','query_untagged_posts');
function untagged_menu(){
global $submenu;
$submenu['edit.php'][30]=array('タグ無し','edit_posts','edit.php?untagged=1');
}
function untagged_init(){
add_action('admin_menu','untagged_menu');
}
add_action('init', 'untagged_init');
タグ無し記事を素早く探したければ、テーマディレクトリにある「functions.php」に上記のスクリプトを記述しよう。
最初の関数では、記事を列挙するクエリを上書きして、URLのパラメータに「untagged=1」がある場合にタグ無し記事のみを列挙するための条件を追加している。
タグ無しという検索条件は存在しないが、指定のタグが付けられていない記事を検索する「tag__not_in」条件に全てのタグのIDを列挙することで実現しているぞ。
次の2つの関数では、管理画面の「投稿」メニューに「タグ無し」の項目を追加して素早くアクセス出来るようにしている。
このように、管理画面上でタグが付いていない記事を一覧表示することが出来た。
キーワードによる記事検索なども、結果ページのURLに「&untagged=1」を追加すれば、タグ無しの記事のみを絞り込み表示できるぞ。
タグを付けるだけなら、各項目の「クイック編集」を使うといいだろう。一覧上でタイトルやタグなどの編集を行えるぞ。


全世界1,000万以上ダウンロード超え!水分補給サポートアプリ最新作『Plant Nanny 2 - 植物ナニー2』が11/1より日本先行配信開始中
たこ焼きの洞窟にかき氷の山!散歩を習慣化する惑星探索ゲーム『Walkr』がアップデート配信&6/28までアイテムセール開始!
【まとめ】仮想通貨ビットコインで国内・海外問わず自由に決済や買い物ができる販売サイトを立ち上げる
WordPressの記事URLの書式を変更したいけど、前のURLが404になっちゃうのは困る…
WordPressの固定ページを「.html」付きのURLにすることってできないの?
WordPressの画像表示ページのURLが気に入らない。書式って変えられないの?
WordPress編集画面の「よく使われているタグ」が45件だと少ない。もっと増やせないの?
WordPressでURL用の記事名を付け忘れたときに長い名前にならないようにしたい
WordPressのRSSやAtomのURLって変更できないの?
