バックアップやCドライブの復元に便利な裸族の頭

0808-hard017-000.png
裸族シリーズといえば、ケースに入れていない、裸の状態のHDDにケーブルをつなぎ、パソコンで使用できるようにするハードだ。中でも「裸族の頭IDE+SATA」は1台4役をこなしてくれるので1つ持っておくと重宝するぞ。

裸のHDDを外付HDDのようにできるので、安上がりにバックアップができるし、不調なHDDをパソコンのケースから取り出してデータを救出つさせたりするのにも役立つ。たとえCドライブをフォーマットしたとしても、別のパソコンに「裸族の頭」でHDDをつないでDataRecoveryなどの復元ソフトを使えば、データを救出することも不可能ではないのだ。

特に「裸族の頭 IDE+SATA」は、IDE(パラレルATA)、シリアルATAのHDDの両方に対応し、USB経由で接続できるようになる。3.5インチと2.5インチのHDDのどちらでも接続可能なので、1つ持っておくとデータ救出時に役立つぞ。接続するだけでポータブルHDDなどと同様にHDDが認識されるので、使い方も簡単。

ちなみに、誤って消してしまったファイルがウインドウズの入っているのと同じドライブ内のものだった場合は、まずパソコンの電源を切るといい。ウインドウズは常時HDDにキャッシュなどのデータを書き込んでいるのだが、復元したいファイルの痕跡の上に、別のファイルを上書きされてしまうと、ファイルが復活できる可能性が格段に低くなってしまうぞ。

■ 1台4役の心強さ

0808-hard017-001-thum.png
Cドライブを復元するときは別のパソコンにHDDを接続して作業しよう。
「裸族の頭IDE+SATA CRAISU2」なら、簡単にHDDを、別のパソコンにUSBで接続できる

0808-hard017-002-thum.png
裸族の頭は、IDE(パラレルATA)、シリアルATAの両規格のHDDに対応している。付属
のケーブルで電源供給も可能だ。これはシリアルATAの接続例。USBケーブルをパソコ
ンに接続するとドライブとして認識される

■関連リンク
・メーカー:センチュリー
・製品ページ:裸族の頭IDE+SATA(CRAISU2)


2008年08月01日 23時35分
©教えて君.net All Rights Reserved.