久しぶりに使うUSBメモリは「Check Flash」でエラーチェック

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長らく使っていなかったUSBメモリを引っ張り出してきて、データの持ち運びに利用する……という場合には、海外製ツール「Check Flash」で読み書きテストを行ってみよう。エラーが発生するセクタが無いかどうかをチェックすることができる。

USBメモリは、「PC/携帯を買ったらオマケで付いてきた」「プレゼントに応募したら残念賞で送られてきた」などの理由で、割と自分の意志と無関係に増殖していく。日常的にはUSBメモリを携帯していない、けど明日は知人にデータを渡さないといけないので、部屋を捜索してUSBメモリを引っ張り出してきた……というような場合に使いたいツールが、リリースされたばかりの海外製ツール「Check Flash」だ。USBメモリの各セクタに対してデータ書き込み/読み込みテストを行い、エラーが起きないかどうかを検証してくれる。読み書き両方を行う(=今書き込まれているデータは消える)「Write and read set」と、読み込みテストのみを行う(=データは無事)「Read stability test」の二つのテストモードが用意されている。さらに、USBメモリ全体をイメージファイル化する「Save image」、リストアする「Load image」機能も搭載済みだ。

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「Check Flash」を作者のページからダウンロードし起動。「Drive」でUSBメモリを選択し、チェック方法を選択して「Start」。「Write and read set」では現在書き込まれているデータが消えるので注意。

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チェックが自動で行われていく。「Legend」タブで確認できるが、紫が書き込まれたセクタ、緑が正常だと確認されたセクタだ。読み書きの速度も最下部に表示されている。

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「total 0 errors」と表示されれば安心だ。テスト後には未フォーマット状態となっているので、マイコンピュータ上でクイックフォーマット(1~2秒程度で終わる)を行いデータを入れよう。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年10月24日 01時49分
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