YouTube検索結果等にHD版の有無を表示するグリモンスクリプト

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HD(1280×720)対応となったYouTubeを鑑賞するために「必須」と言えるGreasemonkeyスクリプト「Youtube HD Visualize」が登場した。YouTubeのキーワード検索やランキングなど、各ページの各動画に対して「その動画にHD版が存在するか」を自動チェックし、結果を表示してくれるのだ。「こういう動画をHD版で見たい」という場合に超便利。

12/2追記:併せて使いたいスクリプト「YouTube - Add Link to HD Video」の紹介も追加

「Youtube HD Visualize」は、YouTubeのキーワード検索・ランキング・再生ページの「関連動画」などを書き換え、各動画に対して「その動画にHD版が存在するか否か」を表示するグリモンスクリプト。残念ながらIE+IE7proでは動作しなかったが、Firefoxユーザーは今すぐに導入しよう。「あの音楽動画を可能な限りHD版で見たい/落としたい」といった検索を行うことができるようになる。

このスクリプトと先日紹介したダウンロード用スクリプト、さらに必要であれば「手動でページURLに&fmt=22を付加して開き直す」リンクを付加するスクリプト(必要性を後述)……あたりを組み合わせるのが、現時点で「最強」と言えるYouTube巡回スタイルだろう。

参考:HD時代のYouTube最強ダウンロードスクリプトがIEに対応 :教えて君.net
動画再生ページを書き換え、iPod互換版やHD版など、各形式ファイルの有無と各ファイルのダウンロードリンクを表示するスクリプト(のIE対応版)。
参考:YouTubeのHD化(1280×720)仕様やダウンロード方法まとめ :教えて君.net
その元ネタでもあるGresemonkey版スクリプトの紹介を含む11/18段階でのまとめ記事。

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Greasemonkeyを導入後、userscripts.orgのページから「Youtube HD Visualize」をインストール。

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以後、YouTube検索結果ページに「HD」「MP4」が付加される。「HD」が「HD版の存在する動画」だ。

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「HD」「MP4」の文字はダウンロード用リンクになっている。右クリックから動画ファイルを直接落とすことができる。

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「HD」な動画を開き、URLに「&fmt=22」を手動付加すればHD再生モードだ。この「手動付加」が必要なので、「&fmt=22付きリンクを動画再生ページに追加する」みたいなスクリプトを組み合わせた方がベターかもしれない。

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追記:具体的には「YouTube - Add Link to HD Video」など。「問答無用でfmt=22を付加して動画ページを自動で開き直す」というスクリプトでも悪くはないが、実際問題として言うと「ブラウザ上での鑑賞時に必ずしもHDである必要はない(待ち時間的にもサーバー負荷的にも)」し「ページを開き直すということは、『戻る』を二連打しないと検索結果に戻れなくなるということでもある」ので、「必要な時にのみHD版再生ページを開くことができる(そのためのリンクが表示されている)」という方が使い勝手がよい。

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動画再生ページ内「関連動画」や……。

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動画ランキングなどのページにも、同様に「HD」「MP4」が付加される。

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ちなみに、AutoPagerizeにも対応済みだ。

関連記事:
YouTubeを1280×720のHDで鑑賞するキーワード「&fmt=22」 :教えて君.net
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執筆:tokix (tokix.net)

2008年12月02日 02時24分
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