大量の画像を落としたいので、polipoでダウンロード速度を上げたい。

polipoを使えば、複数ファイルを持続的接続でダウンロードできるので高速化できるかも。
何Mバイトもあるファイルをダウンロードするときには十分な速度が出るけど、画像のような小さなファイルを大量にダウンロードしようとすると、やけに時間がかかる場合がある。これは、ファイル数の増加に伴い、サーバへの接続処理にかかる時間の割合が多くなっているためだ。
同時ダウンロード数を増やせば、接続待ちの間に別のダウンロードを行うことで速度を向上させられるはずだが、アップローダなどでは同時接続数が制限されていて利用できないことが多い。
同時ダウンロード数を増やさずに大量のファイルのダウンロードを高速化したければ、「polipo」というローカルプロクシを経由してダウンロードさせてみよう。
polipoを導入すれば1回の接続で複数のファイルをダウンロードする「持続的接続」という方式が使われるようになるので、ダウンロード時間を短縮できるぞ。

画像ファイルをダウンロードしたときのログを見てみると、接続してからダウンロード完了までは一瞬なのに、サーバに接続するまでに1秒かかっている。このような場合、polipoによる高速化が期待できるぞ

polipoのGUI追加バージョンである「solipo」をインストールし、「solipo.exe」を実行しよう

実行するとタスクトレイにアイコンが表示される。終了するときは、右クリックメニューから「Exit」を選ぼう

ダウンロードツールで、プロクシサーバのアドレスとして「localhost:8123」を設定する。Irvineの場合は、フォルダ設定の「HTTPプロキシ」タブで設定可能だ。「HTTPプロキシを使用する」と「キャッシュを使用しない」にもチェックを入れておこう

2008年12月06日 00時22分
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