常駐プログラムが安全かどうかを調べられる「RunScanner」

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RunScannerは、Windows起動と同時に実行されるスタートアッププログラムや、実行中のプログラムなどを表示して、安全かどうかを調べられるセキュリティツールだ。プログラム一覧の右クリックから「Lookup at RunScanner.net」を実行すると、サイト上のデータベースを検索して、そのプログラムが安全かどうかを表示してくれる。ファイルのハッシュや署名などもチェックされるので、本来は安全なファイルでもウィルスに感染していればちゃんと危険ファイルとみなされるぞ。一般的なウィルス対策ソフトと違って、安全か危険か分からないグレーなプログラムも分かるようになっている。あくまでセキュリティツールなので、「削除してしまってもいい無駄な常駐プログラム」などの検出は出来ないが、ウィルス対策ソフトだけでは全ての有害プログラムを検出できるか不安な人などは試してみては。

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Runscanner.exeを実行すると、実行モードが表示される。「Expert mode」を選択しよう。

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「Start scan」をクリックすると、スタートアップに設定されているプログラムのリストアップが行われる。

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気になるプロセスがあったら、「Lookup at RunScanner.net」を実行してみよう。

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ブラウザでこのようなページが開かれるぞ。

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プログラムが安全かどうかは、やや下の方に表示される。緑のアイコンなら、そのファイルは安全ということだ。

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青い「?」アイコンの「not rated」は、安全かどうか調査されていないグレーなプログラムだ。自分でインストールした覚えがないなら、念のため削除した方がいいかもしれない。

2007年08月19日 07時00分
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