ウェブの文章を蛍光ペンでマーキングできる「Wired-Marker」
本や雑誌の文章をマーカーで印を付けながら読む習慣のある人にとって、ウェブの記事は自由度が低く読みにくいはず。Firefox用のアドオン「Wired-Marker」は、ウェブのテキストを蛍光ペンのようにマーキングし、後からマークした個所を呼び出せるツールだ。
「Wired-Marker」はFirefox用のマーキングツール。文章中に重要な場所を見つけたら、右クリックメニューから好きな色で印を付けることができる。マーキングした個所は色や日付ごとにリスト化され、別のページからジャンプして移動することも可能だ。
斉藤孝氏の提唱した「3色ボールペン情報活用術」のように、文章の重要な部分に色を付けると文章構造が整理され理解力がアップする。このアドオンなら実際のペンのようにマーキングでき、なおかつマーキングした場所を一覧で記録しておけるという、アナログとデジタルの長所が融合した情報整理が可能なのだ。
■ テキストや画像をマーキングして記録する
「Wired-Marker」をFirefoxにインストール
Firefoxを再起動し「表示」→「サイドバー」→「Wired-Marker」をクリックすると「コンテキストメニュー表示形式」のダイアログが表示される。「Standard Mode」を選択して「OK」をクリックしよう
サイドバーが開く。「Custom」には8種類のマーカーが表示されるぞ
文章内のマーキングしたい部分を領域選択し、右クリックメニューから「Wired-Marker」→「マーカー」→「マーカー1」をクリック
右下の画面にマーキングした内容が登録される。ダブルクリックするとマーキングした部分に画面が移動するぞ
画像にマーキングすることも可能。同じように右クリックしてメニューからマーカーを選択すればよい。画像の場合はカーソルを置くとサムネイルが表示される
上のタブを「Date」に切り替えると、マーキングした内容が日付けごとに分類されており、マーキング個所を呼び出すことができる