自分で絵を描いてみたいけど、ペイントはしょぼすぎ。でも、Photoshopは高すぎ。

フリーソフトでも高機能な画像編集ソフトはある。まずはPaint.NETでも使ってみろ。
ウインドウズに付属しているお絵かきソフト「ペイント」は、恐ろしく低機能だ。「ちょっと絵を描いてみるか」なんて思い立っても、こんなソフトではすぐにやる気が萎えてしまう。だが、ちゃんとした機能のある市販ソフトは高価なものばかり。定番のPhotoshopに至っては、機能が削られた低価格版でも1万円近くする。暇つぶし感覚で手を出せるものではない。
気軽にお絵描きに挑戦してみたければ、ネットで公開されているフリーの画像編集ソフトを使ってみよう。無料とはいえ、市販ソフト顔負けの高機能な物も存在する。ここでは、マイクロソフトが開発支援をしているという「Paint.NET」を紹介するぞ。
Paint.NETは、フリーソフトながら多彩な機能を搭載している。写真に落書きをしたいときなどは「レイヤー」機能を使ってみよう。元の画像に手を加えずに、落書き部分だけを書き足したり消したりできるぞ。絵を描くときにも、「下書き」「清書」「色塗り」などをそれぞれ別のレイヤーで行うことで、編集がしやすくなるぞ。失敗しても操作履歴で即座に元に戻せるので、いろいろな操作を試してみよう。

インストーラに従ってPaint.NETをインストールしよう。なお、実行するにはあらかじめ.NET Framework2.0をインストールしておく必要があるぞ

開いた写真に落書きしたいときは、「レイヤー」のウインドウで「 」ボタンを押して、新しいレイヤーを追加する

「ツール」ウインドウの絵筆のアイコンで線を引ける。線の太さはツールバーの「ブラシ幅」で選択可能だ。「消しゴム」では、編集中のレイヤに書かれた内容だけを消せるぞ

「なげなわ選択」では、マウスで囲った範囲を選択できる。「BackSpace」キーを押せば、選択範囲を塗りつぶせるぞ

「履歴」ウインドウに、過去に行った操作が一覧表示される。項目をクリックすれば、その操作を行う直前の状態に戻せるぞ

2007年08月27日 00時37分
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