ウインドウズの圧縮を暗号化対応にする「暗号化zip作成専用」

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セキュリティが必要なファイルを受け渡しするときは、暗号化してから行うのが常識だが、ウインドウズ標準の圧縮ではVista以降、暗号化の機能が除去されてしまっている。「暗号化zip作成専用」はウインドウズの圧縮に暗号化機能を追加するツールだ。

昔は圧縮解凍ソフトを使っていたが、今ではウインドウズ標準の圧縮機能しか使わない、という人も多いはず。しかし、圧縮と同時に暗号化する必要が出てくると、別に圧縮ソフトを導入しなければならないが、多くの形式に対応した多機能な圧縮ソフトは、正直、使いこなすのが面倒だ。
「暗号化zip作成専用」は、ウインドウズの圧縮機能に、暗号化機能を追加するツール。右クリックメニューの「送る」から利用できるので、標準の圧縮機能と同じ感覚で利用できる。もちろん、圧縮フォルダのアイコンが変化することもない。
たまに暗号化が必要になるけど、そのために高機能な圧縮ソフトを導入するほどでもない、という人にオススメ。

■ ウインドウズ標準の圧縮に暗号化機能を追加する

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暗号化zip作成専用」をインストール。ショートカットの作成場所の設定で「送るメニュー」をチェックしておこう

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暗号化して圧縮したいファイルを右クリックして「送る」から「暗号化zip作成専用」をクリックしよう

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暗号化用のパスワードを2回、入力して「OK」をクリック

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暗号化されたZIP圧縮ファイルが作成される。ほかのパソコンにコピーして展開しようとすると……?

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パスワードの入力画面が表示される。正しいパスワードを入力すると解凍が行えるようになるぞ

2011年10月17日 18時38分
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