PNGやGIF形式より高圧縮な「SVG」形式の画像を作成する「ZorroSVG」

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ウェブで主に使われている画像形式といえば「PNG」だが、それよりも優れた圧縮度で注目を集めている新フォーマットがSVG形式だ。興味があるけど、対応する変換ソフトが分からないという人は、オンラインサービス「ZorroSVG」で試してみよう。

「ZorroSVG」は、画像ファイルをSVG形式に変換するオンラインサービスだ。SVG形式は、登場したばかりのフォーマットで、まだ対応している画像ビューワーも少ないが、高い圧縮率でPNG画像を置き換える可能性のある注目の形式だ。
「ZorroSVG」では、選択した画像ファイルをSVG形式に変換してダウンロードできるサービスで、圧縮後のサイズも、劣化の度合いを見ながら細かく調整できる。透過処理にも対応しており、透過GIFのサイズを縮小したいときにも便利なサービスだぞ。

■ ウェブに最適な高圧縮の画像形式「SVG」ファイル

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ZorroSVG」を開いて「ファイルを選択」をクリック。SVG形式に変換したい画像ファイルを選択しよう

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画像ファイルの読み込みが行われる。上に表示されるのがオリジナル(PNG形式)の画像。下に表示されるのがSVG形式の画像で、劣化を比較しながらサイズを調整できる

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下のバーを左右に動かして圧縮度を調整する。左に移動するほどサイズが小さくなるぞ

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208KBのPGN画像の場合、SVGでは最大で64KBまで圧縮可能。ただし、画質は劣化しているので、実際には120KB程度が現実的だろう

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130KB、63%のサイズに圧縮する設定で「Download converted SVG image」をクリック。SVG画像をダウンロードして保存しよう

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SVG画像をダウンロードできた。あとはこれをウェブなどの画像に設定すればOK

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なお、現時点でSVG形式に対応している画像ビューワーはそれほど多くない。定番のIrfanViewでも、初期設定では未対応

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画像の中身を見たいたら、ブラウザで表示するのが一番手っ取り早い。Chromeにドラック&ドロップすると内容が表示されるぞ

2014年12月15日 22時31分
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