P2Pウイルスにも対応な無料スキャン&駆除ツール「Dr.Web CureIt!」

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「ウイルスに感染した!?」と思った場合は、まず無料のスキャン&除去ツールで駆除を試みるのが定石。無料のツールは、どうしても「何でも駆除できる」という訳ではないので、「これがダメならこっち」というように、打てる手は多い方がいい。……ということで、新進のフリースキャン&駆除ツール「Dr.Web CureIt!」を紹介しよう。ロシア製の市販アンチウイルス「Dr.Web(8月にvirus.grが発表したランキングによると18位)」のエンジン&ウイルス定義ファイルを使い、感染してるウイルスを見つけ出して駆除してくれるのだ。P2Pウイルスにも対応している(詳細な対応状況未検証)し、ウイルス感染時に打てる手がない人・既にいくつかは持っている人、どちらにとっても有用なツールだぞ。

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配布ページから「Dr.Web CureIt!」をダウンロード。本体プログラムと定義ファイルが分離しておらず、インストールも不要。「ダウンロードして即実行」という形で使うツールだ(分かる人向けに書いておくと、Antidoteの無料版と同じような感じ)。配布ページをブックマークに入れておくと良いだろう。

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ダウンロードした「cureit.exe」を起動し「スタート」「OK」でスキャン開始。「アップデート」は「ブラウザでダウンロードページを開く」の意味なので使う意味がない。また、情報漏洩系ウイルス等を考慮し、この時点でLANケーブルを抜いておくこと。

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起動しているプロセス・OS起動時に起動されるプロセス(要は感染しているウイルスの意味)がスキャンされる。スキャン中に広告が表示されるが右上「×」で閉じれば良い。

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ウイルスが検出されるとこの通り。Antinny(の少なくとも一部)にも対応しているぞ。「はい」でウイルス除去。

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スキャンは3分程度で終わり、レポートが表示される。左上の三つのボタンで表示形式を切り替える。

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ツールバー右から二番目の歯車ボタンでオプションを開く。アドウェアやジョークプログラムにも対応している模様。

2006年09月18日 15時07分
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