日本を拒否するムカつく海外サイトは「Hotspot Shield」で突破

海外のウェブサービスにはヨダレもののお宝ファイルがたくさんある。だが最近は日本での人気が高まりすぎて、日本からのアクセスを遮断してしているサービスが意外に多い。せっかく便利に使っていたのに許せん! IPアドレスを偽装して日本以外からのアクセスに見せかけ、規制されているウェブサービスを使い倒そう!

■日本を拒否するムカつく超便利サイト!


インターネットラジオサービス「PANDORA」。日本での人気が出始めたくらいに、米国以外からのアクセスが禁止された。サイトへアクセスするとページすら表示されない


「中国のYouTube」とも言われ、動画が山ほどある「youku」も残念ながら動画再生ができない


中国の定番動画サイトでは「Tudou」も動画再生を規制している

■VPN裏活用で規制を回避せよ!

日本からのアクセスが禁止されているサイトにアクセスするには、「Hotspot Shield」を使うのが便利だ。本来は「VPN」という技術を使って無線LANなどの暗号化が十分にされてない環境からネットを安全に見るためのツールだが、利用すると自分のIPアドレスが米国のものになる。日本からのアクセスを禁止しているサイトを開くと普通に見ることができるのだ。
内部的な仕組みは複雑だが、使い方は非常に簡単で、インストールして起動するだけでOKだ。クリック1つで機能の有効と無効を切り替えられるので、規制サイトを見たいときに手軽にIPアドレスを偽装することができるぞ。

■Hotspot ShieldでIPを偽装しよう

Hotspot Shield


Hotspot Shieldのファイルを実行してインストールする。途中でツールバーのインストール画面が表示される。必要ないのでチェックを外しておこう


インストール途中で「ハードウェアのインストール」という警告が表示されるが、無視して「続行」をクリック。そのままインストールを終了させよう


インストールが終了したらソフトを起動する。ブラウザが開かれ、接続の様子が表示される。「Connected」と表示されれば接続完了だ。設定は全く必要ない。以後はネットに接続するツールはすべてHotspot ShieldによってIPアドレスが偽装される


試しにIPアドレス確認サイトでチェックしてみた。きちんと米国からのアクセスということになっている


ブラウザでページを開くと画面上部に広告が表示される。右上の「×」をクリックすると消すことができるぞ


Hotspot Shieldを起動した状態で日本からのアクセスが禁止されているサイトを表示しよう。普通にアクセスして使うことができる


タスクトレイに表示されるアイコンを右クリックしてメニューで「Disconnect」を選択するとHotspot Shieldの機能が無効化される。必要なときだけ有効にしてアクセスするといい

■2chの規制もスルーできちゃう!

Hotspot Shieldを海外サービス以外に活用してみよう。日本の巨大掲示板2ちゃんねるでは、荒らしなどのせいにより書き込み規制が行われることがある。規制されると、荒らしと同じIPアドレスの人は全員書き込みができなくなってしまうのだ。

Hotspot Shieldを使えばIPアドレスを偽装して書き込みできる。「公開PROXYからの投稿は受け付けていません!!」などと表示されて書き込めない場合は、Hotspot Shieldを再起動すれば書き込み可能だ。


書き込み制限が行われると規制が終わるまで書き込むことができない


Hotspot Shieldを起動しておけば規制を無視して書き込むことができるぞ

■2ちゃんねるでIDを変えて自作自演

2ちゃんねるでは書き込み時にIPアドレスなどから作成された「ID」が表示される場合がある。自作自演してもIDが同じだとバレバレだ。Hotspot Shieldを使って書き込むとIDが変わるので、自作自演をするときにも使えるぞ。

■日本サイトのアクセス制限も突破!

海外サイトのほか、日本のサイトでも特定のIPアドレスからのアクセスを規制している場合がある。今回のテクで紹介したHotspot Shieldを利用すれば規制を突破してアクセスできるようになるぞ。

2009年04月22日 23時40分
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