ファイル種別ウイルス防衛テクニック1:動画・音楽ファイル編

ファイル共有ネットワークや海外アップローダなどで蔓延しているウイルスの中でも、特に要注意なのは、通称「拡張子偽装ウイルス」。異常に長いファイル名を使って本当の拡張子を隠すウイルスだ。動画を再生させたり、フォルダを開いたりするつもりでウイルスに感染してしまう……という被害が後を絶たない。やっかいな拡張子偽装ウイルスだが、動画や音楽、漫画や画像を落としたいのであれば、「ArrestExe」で完璧に防げるぞ。


ダウンロードフォルダを監視し、「.exe」など危険な拡張子のファイルを問答無用で全削除してくれるフリーソフトだ。ネットから動画ファイルなどを落としている限り、ダウンロードフォルダ内に「.exe」などのファイルが保存されるはずがない。ArrestExeを使えば、動画などに偽装されたウイルスだけを、ダウンロードした瞬間にピンポイントで自動削除することができるのだ。

「つこうた」を完璧に防ぐ! ファイル別ウイルス防衛テクまとめ

1:動画・音楽ファイル編
2:圧縮ファイル編
3:CD/DVDイメージ編
4:プログラム編
5:プログラム編(2)

■動画や音楽に紛れた拡張子 偽装ウイルスを完璧に防ぐ

ArrestExe


異常に長い空白の後に本当の拡張子「.exe」が付加されている、典型的な拡張子偽装型ウイルスだ


各ツールのダウンロードフォルダを1カ所に集める。空き容量の多いドライブにダウンロードフォルダを作成し、中に各ツール用フォルダを作ると分かりやすい


ArrestExeを起動し、「参照」でダウンロードフォルダを指定する


「オプション設定」で画面のように5個所にチェックを入れて「監視を開始」をクリック


ArrestExeはタスクトレイで常駐する。メイン画面を呼び出したい場合はダブルクリックして「画面を開く」を選択しよう


拡張子偽装ウイルスを自動的に削除してくれるぞ


デスクトップ左下の「スタート」から「スタートアップ」を右クリックし「開く」を選択。ArrestExeのショートカットを作成し、開かれたスタートアップフォルダにコピーしておこう

■少し前に話題になった「ショートカット悪用型ウイルス」も自動削除可

「ショートカット悪用型ウイルス」は、特殊なショートカットを使ってウイルスをネットから落とさせ感染させるウイルスだが、ArrestExeを入れておけば、ショートカットファイル自体が自動削除されるので安全だ。

「つこうた」を完璧に防ぐ! ファイル別ウイルス防衛テクまとめ

1:動画・音楽ファイル編
2:圧縮ファイル編
3:CD/DVDイメージ編
4:プログラム編
5:プログラム編(2)

2009年04月13日 18時10分
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