USBメモリを抜き差したときに残るログやエラーを完全削除

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USBメモリでこっそり人の家にある秘蔵のお宝ファイルを持ち帰りたいとき、相手がパソコンに詳しい人だとUSBメモリを抜き差ししたことがモロバレだ。ログは必ず消しておこう!

ウインドウズXPでは、通常はUSBメモリを差してもログは残らないが、「Removable Storage Service」というサービスが起動しているときなどは、管理ツールのイベントビューワにログやエラーログが残ることがある。このログはイベントビューワからイベントを消去することで直接削除することが可能だ。

また、パソコンにインストールされているソフトによっては、OSのログにもデータが残る場合がある。こちらはCCleanerなどで削除できる。さらに慎重を期すには、デバイスマネージャからデバイス情報を削除しておくといいだろう。

なお、大企業などではActive Directoryやリモートでの情報送信で特定のドライブへのファイルのコピーを監視している場合が多いので、内部情報を無断で持ち帰るのは絶対にやめておこう。

CCleaner - ホカン探

「スタート」→「コントロールパネル」から「管理ツール」を開く

管理ツールの中の「イベントビューア」を開くと、Removable Storage ServiceがUSBの抜き差しに合わせてログやエラーログを出していることが分かる

「操作」→「すべてのイベントを消去」と操作することでこれらのログをクリアできる

CCleanerから「ウインドウズログファイル」を選択して、「クリーンアップ開始」を選べばOSログを削除できる

「コントロールパネル」のデバイスマネージャから、USBメモリのデバイスドライバをアンインストールしておけばより安心だ。ただしドライバファイルの削除になるので知識がない人にはあまりオススメはしない

2009年09月18日 16時46分
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