人名ドメインの勝手な利用は許される?有名人名義の基金で問題に

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英国のミュージシャン、エイミー・ワインハウスが急逝したが、その遺族が基金を設立しようとしたところ、無関係のビジネスマンが勝手に同名のドメイン名を取得しトラブルになっている。有名・無名を問わず、自分の名前は大切な財産の一部。勝手にほかの人に使われたくないなら、「お名前.com」で先に取得しておこう。

私たちひとりひとりの「名前」は、当然、私たち自身のものである。そう思い込んでいる人がほとんどのはずだ。しかし、それが「ドメイン名」と結びつくとちょっと扱いが違ってくる。世界に1つしか存在しないドメイン名は、先に取った者に全てを行う権利が与えられるのだ。

先日、英国のミュージシャン、エイミー・ワインハウスが27歳の若さで急逝した。生前、エイミーが薬物依存に苦しんでいたことから、残された遺族はドラックの乱用に苦しんでいる人々への支援などを目的とした「エイミー・ワインハウス基金」を設立した。

ところが、基金を立ち上げた直後、マーティン・マッキャンという男がドメイン名「Amywinehousefoundation.com」を取得した。彼はエイミーとは何の関係もないロンドンのビジネスマン。遺族側はドメイン名の譲渡を要求したが、マーティンはこれを拒否。彼曰く、

「彼女が世界でただ一人エイミー・ワインハウスと名乗っているわけではない」
「別になにかを搾取しているわけではない。誰でも自由にドメイン名は取得できるし、 この行為を恥ずかしくは思っていない。これはビジネスだ」。

ドメインは原則的に、先に取った者に所有権がある、いわば「早いもの勝ち」だ。たとえ自分の名前を冠したドメイン名であっても、ほかの人に先に取得されれば、勝手に使われるの止めることはできない。
自分の名前を表に出して仕事をしている人や、マスメディアやインターネットで名前が知られつつある人、また、今はまだ無名だがこれから有名人になろうと大志を抱いている人は、自己防衛のために自分の名前のドメイン名を「お名前.com」で今のうちに取得しておこう。

また、人名のみならず、「エイミー・ワインハウス基金」のように、新しい事業やプロジェクトを立ち上げるときには、事前にドメイン名が空いているかどうかを調査するのも忘れないようにしよう。

なお、実際にそのドメイン名を使う予定がなかったとしても、名前やブランド名等で一通りの種類のドメインを取得しておけばこういった被害は事前に防げる。これが一番の最善策と言えるぞ

■ 自分の名前に関するドメイン名を押さえておこう

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お名前.com」のトップページを開いて、検索したいドメイン名を入力しよう。試しに渦中のドメイン名「Amywinehousefoundation」を入力して「検索」をクリックすると……

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「Amywinehousefoundation」のドメイン取得状況が表示される。当然、「.com」は取得済み。「.net」も既に誰かに取られているようだ

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特別な有名人であれば別だが、苗字と名前の組み合わせのドメインは多くの場合空いている。
例えば「yamadatarou」(山田太郎)で検索してみると、「.net」は取得済みだが、それ以外は取得可能となっている

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自分の本名のドメインを抑えたら、派生する関連ドメインも取っておこう。本名と名前の間にハイフンを入れたドメイン名(yamada-tarou)や、苗字と名前を逆にしたドメイン名(tarouyamada)なども要チェック

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世間で多い苗字や名前(単体)は入手が難しいが、「お名前.com」の「プレミアムドメイン」なら入手できるかもしれない。日本人に多い名前のドメイン名がリストアップされているぞ

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さらに、今なら商標保有者向けに新しいドメイン「.xxx」の保護申請を受け付けている。ここでブランド名などのドメイン名を申請しておけば、アダルトサイト向けのドメインとして名前が悪用されることを防げるぞ!

世間で多い苗字・名前単体のドメイン名は欲しがる人が多数いるため、プレミア化することが多いが、苗字と名前を組み合わせたフルネームのドメイン名となると、取得しやすいのが現状だ。

とはいえ、今後もし名前が有名になれば、そのドメイン名を取りたがるファンや第三者が出てくることは十分にあり得るし、まれに自分と同姓同名の人が有名になるという可能性だってある。さらに、第三者に取得されてしまった場合、高額の買取要求なども考えられるぞ。そういった点も含め、自分の名前のドメインが他の誰かの所有になるのは気分が悪いと感じるなら、先に手を打っておくことが肝要だ。

お名前.com」では、人名に関するドメイン名の取得に力を入れている。画像でも解説したように、「お名前.com」は、貴重な文字列のドメイン名のみを揃えた「プレミアムドメイン」を提供しており、その中の「日本人に多い名前のドメイン」というカテゴリでは、日本でよく見られる苗字・名前のドメインを専門に 扱っている。

もちろん、通常のドメイン取得も洗練されていて、複数の文字列を検索して関連するドメイン名をまとめて取得することも可能だ。 さらに、今なら価格破壊のキャンペーンで新規ドメイン取得が"99円"から可能になっているぞ。

インターネットで名前を出して活動しているなら、自分の名前の価値を守るためにも、ドメイン名の確保は必ず行っておきたい。「お名前.com」で、自分の名前のドメインを、いますぐゲットしよう!

前回の記事:無料で自分だけのメアドが作れる!Hotmailで独自ドメインを運用しよう


2011年09月14日 18時17分
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