タスク管理ツールには様々な種類があるが、複数のタスクを登録するのみならず、作業時間まで計測できるツールは少ない。Chrome拡張の「タスク・タイマー」なら、作業を行った時間や、それが全作業の中にどのくらいの割合を占めているかを測定できるぞ。

「タスク・タイマー」は、時間の管理に重点をおいたタスク管理ツールだ。登録したタスクを始める際に、時間を計測し、どの作業にどれくらいの時間を費やしたかが分かる。もちろん、作業を中断した際には「一時停止」も行える。
全体の作業の中で、それぞれのタスクが占める割合も円グラフで表示されるので、例えば5教科の勉強をしていて、特定の教科にばかり時間が偏っている場合も、グラフでひと目で分かるようになっている。
単にToDoリストを書き留めておくだけでなく、作業時間までチェックできる、実用性抜群の拡張。タスク管理を本格的に行いたいなら、ぜひ導入するべきツールだ。

■ 作業時間と全体に占める割合がひと目で分かる

「タスク・タイマー」をChromeWebStoreからダウンロードし、インストールしよう

インストールが完了したらさっそく起動。「Take me to Task Timer」をクリック。初回起動時には上部にガイダンスが表示されるので、読んだら消してしまおう

タスク名を入力。目標時間を設定して「タスクを追加」をクリックすると登録できる。すぐにスタートする場合は「すぐに開始」にチェックを入れよう。タスクの作業時間を設定しない（目標を設定しない）設定も可能

タスクをどんどん追加しよう。現在進行中のタスクには、左側でマークが回転しているのですぐに分かる

目標時間を登録していると、進行状況がグラフで表示される。目標時間のうちに、どの程度の割合が経過したかが一目で分かる

「オプション設定」では、進行中のタスクの時計を止めたり、タスク自体を削除することができる。「i」をクリックすると各タスクのオプションを設定できる

タスクのオプションでは、説明を追加したり、過去のタスクの履歴を参照することができるぞ

画面下には「タスクに費やした時間」が円グラフで表示される。全作業のうちどの作業がどれくらいの割合を占めているかが分かる