「Padre」でPerlのコードを実行するとコマンドプロンプトが起動する

0210_00.jpg

Perlの実行環境として、もっとも手軽なのが「Padre」。コマンドプロンプトを使わなくなても、メモ帳から直接コードを実行できるので、Perlを試してみたい初心者にも最適。しかし、実際に使ってみると何故かコマンドプロンプトが起動してしまう。

「Padre」はPerl専用のテキストエディタ。書き込んだコードを実行するとツール内の「出力」タブに結果を出力することができる。コマンドプロンプトよりも敷居が低いのが魅力だが、いざ使ってみるとやっぱりコマンドプロンプトが起動する。これは初期設定では外部のウインドウを利用する項目が有効になっているためだ。「設定」から項目を無効にすれば、「出力」タブが利用できるようになるぞ。

■ 「Padre」でPerlの出力結果をタブに表示する

padre_01-thum.jpg
Padre」を公式サイトから「DWIM Perl 」をダウンロードし、インストール。起動したら、さっそくテスト用のコマンドを入力して「スプリクトを実行する」をクリックすると……?

padre_02-thum.jpg
コマンドプロンプトが起動する。コードは実行されているが、本来、このツールはツール内のタブで出力内容を確認できるはず

padre_03-thum.jpg
ツールバーから「ツール」→「設定」をクリックしよう

padre_04-thum.jpg
設定画面で「言語-Perl5」を選択。「実行時に外部ウインドウを利用する」のチェックボックスを外して無効にしよう

padre_05-thum.jpg
先ほどと同様にコードを実行する。今度は結果が画面下の「出力」タブに表示された

2014年02月10日 21時06分
©教えて君.net All Rights Reserved.