大量のデジカメ写真をEXIF情報を元にリネームして整理しやすくする
旅行などでデジカメ撮影した大量の写真データがパソコンに眠っているが、あまりに多すぎて、いつどこで撮ったのか分からなくなっている……という場合、撮影日時を記録したEXIF情報を元に整理するのが基本。EXIF情報を使って画像をリネームする「Camport」を利用しよう。
「Camport」は、写真ファイルをEXFI情報を元に一括リネームできるツールだ。デジカメで撮った写真には、撮影日時や機材を記録したEXIF情報がデータに含まれている。それをファイル名に追加すれば、後から分類するのが非常に楽になる。
「Camport」では、指定したフォルダ内の写真を、EXIF情報を利用した一定のルールの元、まとめてリネームできる。大量の写真データの分類をはじめる前に、まずはこのツールで、いつ撮った写真なのかすぐ分かるようにしよう。
■ 写真を EXIF情報を元にリネームする
デジカメで撮影した大量の写真をリネームする場合、撮影日時や撮影機種をファイル名に入れたいところ。これを一括で行うのにベストなツールが「Camport」だ
「Camport」をダウンロードし起動。「選択」をクリックして、リネームしたい写真ファイルのあるフォルダを選択しよう。続けて「コピー先のフォルダパス」で、リネームした写真を出力するフォルダを指定
もっとも重要な設定が「書式設定」。ここでリネームのルールを決める。ファイル名に追加したい要素のボタンをクリックする。年月日時、曜日、カメラメーカー、カメラ名、画像サイズなどをファイル名に追加できる
もう1つ忘れてはならないのが、「ファイル処理」の項目。ここを「コピー」にすると元のファイルはそのままでリネームしたファイルが生成される。「移動」にすると、元ファイルをリネームして移動する、つまり元ファイルは消えてしまうので注意