Google Chromeは、各タブが独立して処理を行うマルチタスクを採用している。そのため、タブを大量に開くと大きな負荷がかかってしまう。使っていないタブをサスペンド（休止状態）にする拡張「The Great Suspender」を利用しよう。

「The Great Suspender」は、Chromeで指定のタブをサスペンドにして、システムの負荷を軽減する拡張だ。Chromeはタブごとのマルチタスクを採用したブラウザ。他のタブに巻き込まれてブラウザ全体が落ちる現象はなくなったが、タブを開いた分だけシステムに負荷がかかるようになったため、低スペックPCでタブを大量に開くとChromeが重くなってしまう。
「The Great Suspender」では、タブを指定して休止状態にし、タブを大量に開いた状態でもChromeの操作を軽くできる。「Chromeが重くて使いにくい」という場合は、この拡張で利用中のタブ以外をサスペンドににして負荷を減らそう。

■ Chromeで使ってないタブをサスペンド状態にする

「The Great Suspender」をChromeWebStoreからダウンロードし、インストールしよう

Chromeのツールバーにアイコンが追加される。クリックするとメニューを表示。「Suspend this tab」をクリックすると、現在開いているタブがサスペンド（休止）状態になる

サスペンド状態になったタブは、ページ内容が表示されなくなる。画面をリロードするとサスペンド状態が解除されるぞ。また、「add　　to whitelist」をクリックすると、ホワイトリストに追加され、以降そのサイトはサスペンド状態にならなくなる

「Suspend all tabs」をクリックすると、現在開いているタブ以外を一度にサスペンド状態にする。「Reload all tabs」では、すべてのタブをリロードしてサスペンドを解除する

「Settins」をクリックすると設置画面が開く。サスペンド状態から除外するホワイトリストはここから編集しよう