エクセルの表に数字のゼロを追加しようとしたが、セルに「0」と入力すると空欄になってしまう……。これは意外と多くの人が陥る落とし穴。エクセルのオプション設定で、指定のシートで「0」表記が有効になるように設定しておこう。

エクセルで数字の「0」が入力できない場合は、ファイルの「オプション」で、ゼロ表記の設定を変更すればOK。シートを指定することで、その範囲内でのみ「0」を有効にすることもできるぞ。
エクセルの初期設定では「０」は表示されるようになっているが、既存のエクセルデータに書き込む場合には、設定が変えられていて、「0｣はすべて空欄で処理されるようになっていることがあるので、変更のやり方を覚えておこう。

■ エクセルのオプションで数字の「ゼロ」表示を有効にする

エクセルのセルに数字の「0」を入力しようとして、Enterキーを押すと……？

「0」を入力したはずなのに空欄になってしまう。「0」をそのまま表示させたい場合にこれは不都合だ

エクセルのメニューバーから「ファイル」をクリックしよう

「ファイル」のメニューが開いたら、左から「オプション」の項目をクリック

「Excelのオプション」が開くので、左のメニューから「詳細設定」の項目をクリックする

「次のシートで作業するときの表示設定」という項目で、「ゼロの値のセルにゼロを表示する」のチェックボックスをクリックして有効にしよう

セルに「0」を入力すると、そのまま表示されるようになったぞ