YouTubeなどの動画共有サイトの動画データに利用されている「.flv」ファイル。このままだと再生できる環境が限られるので、ほかの人に渡すときは、どんなマシンでも対応できるWMA形式に変換するのがオススメ。変換には「XMedia Recode」を利用しよう。

「XMedia Recode」は動画形式を変換できるコンバーター。多彩な形式に対応しており、動画共有サイトで使われているFLVファイルも、別の形式に変換できる。
FLV形式はサイズが小さいのが魅力だが、データ欠損に弱く、転送するとファイルが破損して再生できなくなるケースがある。また、再生可能な動画ソフトも限られるため、重要なFLVファイルは別の形式に変換して保存しておくのが基本。ウインドウズユーザーなら確実に再生可能なWMVや、どんな環境でも再生しやすいAVI形式で保存しておこう。

■ FLV動画をWMA形式に変換する

「XMedia Recode」を公式サイトからダウンロードし、インストールして起動。「ファイルを開く」でFLV形式の動画ファイルを指定しよう

FLV動画を登録できたら「形式」タブの「一般」カテゴリの「形式」で変換したいファイル形式を指定。ここでは「WMV」を選択する

右下の「保存先」で、変換したファイルを出力する場所を設定しよう

以上の設定が完了したら、上のメニューから「リストに追加」をクリックしよう

「エンコード」をクリックして変換を開始する。変換には時間がかかるので、しばらく待機しよう

変換が完了すると、ダイアログが表示される。「OK」をクリックして閉じる

出力先に指定した場所に、WMV形式の動画ファイルが作成されている。クリックして再生できることを確認しよう