極ナマ動画堪能テク2:分割された動画を賢く結合!

ネット上で分割して配布されている動画はもともとは1本のファイルなので、結合してしまった方が何かと見やすい。不要部分をカットした動画は、せっかくだから1本に連結してまとめておくと、管理もラクになる。複数本の動画をお手軽に結合したい場合は、「UniteMovie」を使うと簡単だ。


ファイルをドラッグ&ドロップして順番を設定し、「結合」部分を押すだけで、バラバラだった動画が1本に結合される。なお、UniteMovieでAVI形式の動画ファイルを結合するときは「VirtualDubMod」が必要となるので、ダウンロードしインストールしておこう。

UniteMovieはこのほか、FLVファイルの結合にも利用できる。ニコニコ動画やYouTubeなどの分割動画を連結するのにも使えるので入れておこう。

■ 細分化された動画を結合する

UniteMovie
  
作者:AnonyMouse
VirtualDubMod
  
作者:VirtualDubMod Project
必須DLL詰め合わせ
  
作者:VirtualDubMod Project


動画を結合するときはUniteMovieが便利。サイトからダウンロードしておこう。またDivXやXvidなど、動画ごとのコーデックもあらかじめインストールしておく


AVIファイルの結合時はVirtualDubModも必要となる。サイトからVirtualDumModのバイナリと、必須DLLの詰め合わせをダウンロードしておく


UniteMovieを、C:\Program Filesなどに適当なフォルダを作って解凍しておく。VirtualDubModと、必須DLLの詰め合わせも解凍して、中身をUniteMovieのフォルダにコピーしておく。それが済んだらunitemovie.exeをダブルクリックして起動


「結合したいファイルの一覧」に、結合したい動画ファイルをドラッグ&ドロップして登録する。▲▼ボタンで順番の入れ替えも可能。順番を整えたら「結合」ボタンを押す


VirtualDubMod初回起動時にはこのような画面が出るので「VirtualDubを起動」ボタンをクリック。あとは動画が結合されるのを待とう


確認ウインドウが表示されたら「OK」ボタンを押す

■ WMV動画はAVIにしてからカット&編集すればうまくいくぞ!

ffmpegは、DivXやXvidのAVIファイルやMPEGファイルなど、たいていの動画はそのまま読み込んでカットできる。ただしWMV形式の動画については、うまくカットできないことがある。WMVの動画をffmpeg用動画カットスクリプトでカットしたい場合は、いったんAVI形式に変換してから作業を行おう。

AVI形式の変換を行う場合は「AviUtl」を使うといい。「DirectShow File Reader プラグインfor AviUtl」を入れておけば、WMVファイルを読み込んで変換できるぞ。AviUtlで変換するときに、XvidやDivXといったコーデックがインストールされていれば、出力ファイルのサイズを小さく押さえられる。長い動画を変換する場合は、ダウンロードしてインストールしておくといいだろう。

AviUtl
  
作者:KENくん
DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl
  
作者:ぼむ
Xvid
  
作者:Koepi


AviUtlを適当なフォルダに解凍し、同じフォルダにDirectShow File Readerプラグインfor AviUtlのds_input.ini、ds_inpu.auiをコピーしておく。それが済んだらaviutl.exeをダブルクリックして起動する


WMVファイルをドラッグ&ドロップで読み込む。「設定」→「サイズの変更」で出力時の解像度などを指定したら「ファイル」→「AVI出力」を選択


「ファイル名」で出力ファイル名を指定。「ビデオ圧縮」「オーディオ圧縮」ボタンで、出力時に使う動画/音声コーデックを指定可能。設定が終わったら「保存」ボタンを押すと変換が行われる

2009年02月10日 20時07分
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