画像の明るさやシャープさはヒストグラムやトーンカーブを変更して調整しよう

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デジカメで撮った写真が、明るすぎたり暗すぎたりボンヤリしていたりでイマイチなときは、PhotoShopの「レベル補正」や「トーンカーブ」で修正する。PhotoShopのない環境でも同じような修正を行いたいときは、画像編集ソフトの「FilterGear」がお手軽で便利だぞ。

「FilterGear」は、画像編集ソフト。通常、この種の画像系ツールはフィルタ機能により画像のトーンを変えられるものが多いが、「FilterGear」はヒストグラムやトーンカーブでの補正が行えるのが特徴。これにより、画像全体を均一に加工するのではなく、特定の色のみを対象に補正を加えられるようになっている。例えば、写真内の赤色の部分のみメリハリを付けたい場合も、赤色を指定したトーンカーブの補正によりコントラストを強調できる。写真にちょっと凝った修正を加えたいが、本格的な画像編集ソフトが手元にない場合に、活躍するツールだぞ。

■ レベル補正やS字曲線で画質を調整できる

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FilterGear」をダウンロードして起動。加工したい写真をドラック&ドロップで登録しよう

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まずは輝度のレベル補正を行う。「カラー」→「デジカメ 色調補正」→「レベル補正 輝度」をクリック

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輝度のヒストグラムが表示される。グラフが切れている部分まで両端のツマミを移動させればOKだ

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今度はコントラストの調整をしよう。「カラー」→「デジカメ 色調補正」→「S字によるレベル補正 RGB」をクリックしよう

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「赤」「青」「緑」から色を選択。「S字の強さ」に数値を入力するかツマミを移動させて、コントラストを調整しよう。

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「S字の強さ」で入力した数値が大きいほど、「変換曲線」のS字カーブの曲線は大きくなる

2015年09月02日 17時25分
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