TinyURLの短縮アドレスが怖くて開けない。クリックする前にどんなページか分からない?

設定変更で直接飛ばないようにするか、チェック用のブックマークレットを使うのがオススメ
TinyURLは、長ったらしいURLを「http://tinyurl.com/abcdef」のような短縮アドレスに変換するウェブサービス。「日記や掲示板などに長いURLを貼りたくない!」といった状況で利用されることが多いサービスなのだが、短縮アドレスでは元のURLが分からないのが問題だ。極端な話、「http://virus.com/virus.exe」や「http://gay.com/yaranaika.jpg」といった、誰がどう見ても踏んではいけなそうなURLだって、TinyURL化されていたら普通のページと見分けが付かない。
実は、TinyURLは、ユーザー側で設定を変えておくと、短縮済みURL→実URLの間に、2ちゃんねるの「ime.nu」のような中継ページを挟ませることができる。その分毎回クリックの手間が増えるわけだが、怪しげなサイト・掲示板などに行く機会が多い人は設定を変えておくと良いだろう。また、「ブックマークレット」という仕組みを使うと、TinyURLのリンクをブラウザ操作で実URLに書き換えることも可能だ。Firefoxユーザーなら、同じような書き換えを自動で行うグリースモンキースクリプトも利用できるぞ。

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「TinyURL」の設定ページにアクセスし「Click here to enable previews」をクリックすると設定変更完了。設定はCookieに保存される。

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以後、TinyURLのリンクをクリックすると、プレビューページが表示されるようになる。ページ内に実URLが記述されているので、安全そうなページなら「Proceed~」をクリックしてアクセスしよう。

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「中継ページを挟むのはちょっと面倒」という人は、「Embiggen」にアクセスし、「3:For Browsers」の下の「Embiggen」を右クリック「お気に入りに追加」。警告が表示されるが「リンク」などにお気に入り登録を行う。

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TinyURLへのリンクが貼られたページを開いた状態で、お気に入りの「Embiggen」を開くと……。

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リンクが実URLへと書き換わるのだ。特に大量のTinyURLリンクが貼られたページで便利だろう。SSでは「リンク」にお気に入り登録を行った上でリンクバーを表示させている。

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Firefoxユーザーなら、グリースモンキーを導入した上でスクリプト「Tin Foil Hat」をインストール。TinyURLへのリンクにマウスを載せるとチップで実URLが表示されるようになる。

2008年07月09日 19時26分
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