USBメモリ等への書き込みを禁止する「USB WriteProtector」

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「USB WriteProtector」は、USBメモリなどのリムーバブルメディアを「書き込み禁止」で利用するためのフリーソフトだ。ロック用のスイッチ等がないUSBメモリでもロックを実現できるし、設定反映のために再起動を行う必要がない。

USBメモリなど、USB接続されるリムーバブルメディアをリードオンリー、つまり「書き込み禁止」状態で利用するには、通常レジストリを変更する必要がある。つまり「Windowsを再起動させないと設定が反映されない」ということだ。

参考:USBメモリーへの書き込みを禁止する - 日経トレンディネット

フリーソフト「USB WriteProtector」は、「レジストリ変更と同じ事をGUIで行うツール」なのだが、再起動を行わなくても設定変更が反映されるという点でレジストリ変更と異なる(詳細な動作原理を未検証)。設定変更後に接続したUSBメモリ(など)に対して設定が反映される、つまり、再起動の必要なしに、USBメモリの書き込み禁止を有効にしたり無効にしたりすることができるのだ。……そもそも「USBメモリ(など)の書き込み禁止」ということ自体、割と需要として狭い気もしなくはないが、おそらく現状では他に代替が無いツールなので紹介しよう。

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「USB WriteProtector」を作者のページからダウンロードして解凍し起動。「Language」を「Japanese」にすると日本語化される。「~禁止を有効にする」を選択して「終了」。

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以後接続したUSBメモリ(など)に対して書き込みが禁止される。例えばファイルをコピーしようとしてもエラーが出て書き込めなくなるのだ。

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「設定変更後に接続されたUSBメモリ(など)に対して設定が反映される」という点に注意。例えば「あるUSBメモリを、書き込み禁止で使っていたけど、今からは書き込み許可で使いたい」という場合は設定変更後に一度USBメモリを取り外して再度接続する必要がある。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年08月09日 02時07分
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