GoogleErathに360citiesから世界のパノラマ写真を組み込む

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GoogleEarthの役割であるところの「引きこもりつつ世界を旅できて楽しい」を強力にサポートするKMLファイルが、「360 cities」からリリースされた。上空から都市を眺め、地面に降り立って建築物をグリグリ眺める、これまで以上の疑似旅行を体感できる。

360citiesは、いわゆるストリートビュー的な、マウスでグリグリ動かせるパノラマ画像を、世界の建築物や観光地などに関して公開しているウェブサービスだ(例「万世橋 360 Cities」)。今回公開されたのは、360citiesが持つ全てのパノラマ画像をGoogleEarthに組み込むためのKMLファイル。

ユニークなのは、パノラマ画像に入る際の動作。GoogleEarthで上空から都市を眺めていると、所々に360citiesのアイコンが見え、選択すると視点が下がっていき、地面に降りてパノラマ写真へ~という動作なのだ。「ブラウザ上でキーワード検索を行い、サムネイルから行きたい場所を選ぶ」といった通常の操作とは疑似旅行度が段違いだ。

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360 Citiesのページ(「Download the 360cities.net KML file!」)からKMLファイルをダウンロードしてダブルクリック。GoogleEarthへの取り込みが行われるので少し待つ。赤い点が、「360 cities」のパノラマ画像が用意されているエリアだ。

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例えば、ハンガリーのブダペスト中心エリアだけでこのくらいだ。赤いアイコンをクリックしてパノラマモードに入ると……。

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視点がどんどん下がっていき……。

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赤い球が鏡のようなボールとなり、そのボールの中に自分が入る、というような感じで……。

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Googleストリートビューチックなパノラマ画像になる。画質はストリートビューより圧倒的に上。その分住宅街などが網羅されていない、というか観光地などに限定されている訳だけど。

執筆:tokix (tokix.net)

2008年10月18日 03時08分
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