悪用厳禁! USBメモリの自動起動からスクリプトを実行

USBメモリは差すだけで自動認識されるので超便利。データの受け渡しなどで、日常的に使っているユーザーも多いだろう。しかし最近ではUSBメモリ経由で感染するウイルスなども出てきており、使い方によってはけっこうヤバいアイテムだったりもする。


とはいえ、知り合いから渡されたUSBメモリは、何も考えずにほいほいポートに差してしまいがちだ。この心理を利用して、ちょっとしたイタズラ用のUSBメモリを作ってみよう。USBメモリを差すと同時に、相手のパソコンにファイルを送り込み、自動で実行するように設定しちゃえば、いろんなネタを仕込める。例えば「パソコンを起動するたびに、デスクトップに恥ずかしい壁紙を表示させちゃう」なんてこともできるぞ。

パソコン起動時に壁紙を変更させたい場合は、相手のパソコンに、壁紙用画像とGV、起動用ショートカットを送り込むだけ。喰らったユーザーがあわてふためく様子を見て爆笑しよう!

■ 壁紙画像とソフトを準備する

GV
  
作者:とびた
ネトラン特製USBメモリ用スクリプト
  
作者:ネトラン編集部


自分のマシンの「C:\Program Files\GV」にGVをインストールし、そのフォルダに壁紙として使う画像ファイルをコピーする。そして同じフォルダ内にGV.EXEのショートカットを作成して、右クリックメニューから「プロパティ」を選択する


「リンク先」の「"C:\Program Files\GV\GV.EXE"」の後に、「/wall2 画像ファイル名」を加える。「/wall2」だと「並べて表示」になる。「/wall1」だと「中央に表示」、「/wall3」だと「拡大して表示」だ


「GV.EXEへのショートカット」の名前を変更しておこう。右クリックして「名前の変更」を選び、ショートカットのファイル名をkabegamiなど入力しやすい名前に変えておこう。拡張子は表示されないが、ファイル名はkabegami.lnkとなる


ここまでの作業が終わったら、ショートカットをダブルクリックして、ちゃんと壁紙が変わるか確認しておく。問題なければUSBメモリにフォルダを作って、GVフォルダの中身をすべてコピーしておこう

■ 壁紙画像とソフトを準備する


フォルダ内で右クリックして「新規作成」→「テキストドキュメント」を作成した後、ファイル名を変更。拡張子はvbsにしておく。そのファイルをメモ帳などのテキストエディタで開く。通常は右クリック→「編集」で開ける


作成した拡張子vbsのファイルを、画面のように編集する。入力が面倒な場合は、ネトラン公式サイトから「ネトラン特製USBメモリ用スクリプト」をダウンロードして、その中のitazura.vbsをコピーして利用しよう

2009年01月30日 15時37分
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