IE8に正式対応! バージョン違いのIEを同時表示する「IETester」

ウェブサイト管理者やウェブ開発者にとって悩みの種なのが、異なるバージョンのIEでの描画の違い。1ピクセルのズレが命取りとなるようなデザインの場合、その整合性を取ることはなかなかホネだ。過去のIEは切り捨ててしまえ! なんて考える前に、「IETester」を試してみよう。


「IETester」は、IE5.5からウェブ標準に準拠したIE8まで、バージョンの異なるIEをウインドウ内で同時に表示できるタブブラウザだ。ウインドウ内に分割表示が可能な上、ページ全体の拡大/縮小も可能なのでバージョンごとのチェックが容易に行えるのが特徴だ。

■IE5.5からIE8まで全てのレンダリングエンジンを搭載


作者サイトからインストーラをダウンロードする


ダウンロードした「install-ietester-v0.3.3.exe」をインストールし、IETesterを実行した状態。各バージョンのIEでタブを開くボタンなどが並んでいる


ボタンを押してURLを入力すると、指定したバージョンでレンダリングしてくれる


「ALL IE Versions」をクリックしてバージョンを選択URLを入力すると、IE5.5からIE8、そしてDefault IE(現在インストールしているIE)をレンダリングエンジンとしたページを一気に表示してくれる。「参照」ボタンを押すとPC上にあるHTMLファイルなども読み込めるぞ


全てのバージョンでYahoo! を開いてみた状態


右下のスライダーを動かすと、ページ全体を拡大/縮小することができる


オプションでは、各バージョンのボタンを押した時に最初に表示される「スタートページ」の設定、言語設定(日本語/英語)などが可能だ


あるタブが表示されている状態で、別のタブを表示領域にドラッグ&ドロップすると……


複数のページを並べて表示できる三分割、四分割なども可能だ


分割されたページはそれぞれのページに対し個別で拡大・縮小を行える

My DebugBar | IETester / HomePage

ScreenCast IETester from WebInventif.fr on Vimeo.

2009年05月18日 19時10分
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