ソフトの画面がいきなり真っ白になって、何回×ボタンを押しても閉じてくれなくなりました。

何回も×ボタンをクリックするのは逆効果。タスクマネージャを起動して強制終了させよう。
実行中のソフトの画面が突然真っ白になったり×ボタンをクリックしても終了できないときはソフトが不具合を起こして操作を受け付けない、いわゆる「暴走」という状態だ。
暴走しているとパソコンに大きな負荷がかかり、冷却ファンがぶんぶん回ったりXPの動作が極端に遅くなるためパニックに陥りがちだ。しかし焦って何度も×ボタンを押したりしてはいけない。受け付けられない操作が余計に増えるためパソコンの動作はさらに不安定になる。
「タスクマネージャ」を使おう。実行中のソフトを管理するXP標準搭載のツールで、トラブったソフトを簡単に終了可能だ。タスクマネージャはマウスでも起動できるが、暴走しているときのマウス操作はパソコンに余計な負荷をかけやすい。キーボードの「Ctrl」キーと「Shift」キーと「Esc」キーを同時押しして起動するのがオススメだ。
タスクマネージャすら起動できないときは最後の手段として電源ボタンを長押しし、パソコンの電源を強制的に落とそう。

プログラムが暴走するとウインドウが真っ白になって操作を受け付けなくなったり、ウインドウの残像が画面上に残って消えなくなったりする。焦ってウインドウ内をクリックしまくったりすると余計に不安定になるので注意

キーボードの「Ctrl」キーと「Shift」キーを押しながら「Esc」キーを押そう。パソコンの解説本などではタスクマネージャの起動は「Esc」キーではなく「Del」キーと書かれていることがあるが、XPの設定によってはタスクマネージャが起動しない。「Esc」キーを使った方がいい

タスクマネージャが起動したら「アプリケーション」タブを選択する。「応答なし」と表示されているソフトを選択して「タスクの終了」をクリックしよう。そのソフトで保存していなかったデータはすべて消えるが、あきらめるしかない

タスクマネージャが起動しないほどパソコンが不安定になっている場合はパソコンの電源を3秒間ほど押し続けよう。パソコンの電源を強制的に落とすことができる

2007年08月28日 00時14分
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