「Caps Lock」キーは、英字のタイトルなど、大文字を連続して入力するときには便利なのだが、いざタイプしようとしたときに有効になっているとイラッとさせられる。一定時間が経過したら、自動的にCaps Lockキーを無効にする「CapsUnlocker」を入れておくと便利だぞ

「CapsUnlocker」は、Caps Lockの挙動を設定できるツールだ。「Shift」キーと「Caps Lock」キーの同時押しで有効になるCaps Lockは、アルファベットの大文字入力を連続で行うときには便利だが、そういった用事はすぐに終わるので、あとは即座に解除すればいいのだが、ついつい忘れてしまいがち。
「CapsUnlocker」は指定した数秒の後、自動的にCaps Lockを無効にしてくれるので、タイピングを再開するとき、いちいちCaps Lockを元に戻す手間が省ける。
さらに、Caps Lockの機能自体を無効にすることもできるので、キーを間違って押してCaps Lockを有効にしてしまうことがよくある、という人にも役立つ。
Caps Lockでイラッとしたことのある人はぜひ。

■ CapsLock設定を一定時間で無効にする

「CapsUnlocker」を公式サイトからダウンロード。インストールするとタスクトレイに常駐するので、右クリックして「Enable Unlocking」にチェックが入っているのを確認して「Options」をクリック

「Unlocking Interval[sec]」に、CapsLockが無効になるまでの時間（秒数）を設定。「OK」をクリックしよう。なお、ウインドウズ起動の際、自動起動するように設定したい場合は「Load at Windows Setup」にチェックを入れよう

キーボードの「Shift」キーを押しながら「CapsLock」キーを押して、CapsLockを有効にすると、タスクトレイのCapsUnlockerのアイコンに、緑色のランプが表示される

そのまま放置しておくと、設定した時間（初期設定では30秒）が経過したときに、CapsLockが自動的に無効になる。タスクトレイのCapsUnlockerアイコンのランプも消えるぞ