Evernoteで同期を失敗する場合はローカルの情報を全削除して再同期しよう
パソコン内とオンラインに2重にデータを保存することで、あらゆるデバイスから利用できる「Evernote」。しかし、たまにデータの調整がうまく行かず、同期自体が行えなくなることがある。対処法としては、ローカルのデータの全削除し、オンラインのデータを元に復元すればOKだ。
Evernoteのトラブルでよくあるのが、オンライン同期の失敗だ。ローカルとオンラインで大量のデータを同期しなければならないツールだけに、取り込んだデータのサイズが大きかったり、扱いにくい形式だったりするとエラーを出し、以後、同期が不調になるといったケースがある。
Evernoteで同期に失敗するようになったら、一度、ローカルのデータをすべて削除すればよい。すると、オンラインに保存してあるデータをローカルに再ダウンロードし、再び同期が行えるようになるぞ。
■ Evernoteのオンライン同期ができなくなった!
Evernoteで、突然ローカルの情報がオンラインに反映されなくなることがある。「同期」アイコンに赤いマークが付いて、クリックしてもデータがアップロードされない
デスクトップの右下にはポップアップで「ユーザー名またはパスワードが不正です」の表示。しかし、ユーザー名やパスワードを入力し直しても症状は改善しない
■ Evernoteのデータを全削除して同期し直す
Evernoteのメニューバーの「ツール」から「オプション」をクリックしよう
「全般」タブを開いて「データベースフォルダを開く」をクリックしよう
データベースフォルダが開いたら、一旦Evernoteを終了させよう。タスクトレイに常駐している。Evernoteアイコンを右クリックして「Evernoteを終了」をクリック
データベースフォルダの中にある「exb」が含まれているファイルをすべて除去しよう。削除してもいいが、再同期に失敗したときに元に戻せるように別のフォルダに保存するのをオススメする
Evernoteを起動すると、ノートがすべて消えてまっさらな初期状態になっている。「同期」をクリックしてパスワードを入力。オンラインのデータとの同期を始めよう
オンライン版Evernoteからデータのダウンロードが行われ、Evernote内にノートが復元される。これで再び同期を正しく行えるようになっているはずだ