不要なメールの特徴を自動的に学習するスパムメール対策ソフト

POPFile
バージョン【1.1.0】 / 作者:John Graham-Cumming
迷惑メールの特徴をユーザーの判定から学習し、使っていくごとに分別ミスが減っていくスパムメール対策ソフト。


メールボックスに日々送られてくるスパム(迷惑)メールの分別作業に時間と労力を奪われている人も多いかと思うが、このスパムメール問題に最終的な解決を与えてくれるのが「POPFile」だ。
スパムメール駆除で難しいのはスパムとそれ以外のメールの正確な分別であり、人間が実際に見て判断するのと同じ精度の分別をコンピュータが行うのは難しいと思われがちだ。POPFileの場合、まず利用者が何通かのメールをスパムとそれ以外に分別し結果をPOPFileに入力する。すると次回からその結果を参考にして、POPFileが送られてきたメールをスパムとそれ以外に自動的に分別を行う。最初は判断材料が少ないため誤った分別をしがちだが、何度か利用者が正しい判断に修正してやると、その修正も判断材料に加わりだんだんと正確な分別が行えるようになる。使えば使うほど正確にスパムメールだけを選別できるようになり、最終的にはほとんど分別ミスがなくなるまでに成長する。
POPFileの機能は、受信用のPOPサーバとメールソフトの間に位置し、メールソフトに届く前にメールにタグを付けるだけ。あとはメールソフトに搭載されている分別機能でタグの付けられたメールをスパム用のフォルダに移動させればよい。メールソフトからは完全に独立した仕組みなので、全種類のメールソフトで利用できるのが強みだ。
なお、同じようなスパムメール駆除機能を搭載したメールソフトに「Thunderbird」がある。こちらはメールソフトにPOPFileと同様の機能があらかじめ組み込まれているぞ。

インストールガイド


1.ダウンロードしたファイルを解凍し、setup.exeをダブルクリックして実行。「OK」をクリックする

 


2.続けて「いいえ」をクリック

 


3.インストーラが起動する。「次へ」をクリック

 


4.利用規約が表示される。「このライセンス契約書に同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリック。この後は画面の指示にそって「次へ」「インストール」をクリックしていく

 


5.ソフトがインストールし終わったら、続けて初期設定のウィザードが起動する。「次へ」をクリック

 


6.「次へ」をクリックして先へ進めよう

 


7.「インストール」をクリックするとユーザー別の設定ファイルが作成される

 


8.POPFileで使用する仕分け用のバケツの設定画面が表示される。これは後からでも再設定できるので、ここでは「続行」をクリック

 


9.メーラーの設定を変更するか選べる。OutlookやOutlook Expressは自動設定に対応している。OEなど対応メーラーを使用していれば「次へ」をクリックして自動で設定しよう。それ以外の場合は「スキップ」をクリックしてウィザードを終了させる

 


10.設定の取り込みが終わるか、スキップしたらこの画面が出てインストールが終了する。「完了」をクリック

 
 


11.ウェブブラウザが起動してPOPFileの設定画面が表示される。メーラーの自動設定の際「スキップ」をクリックした場合は、自分で設定を行うのを忘れずに。設定時はこのページを参考にしよう
 
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2008年12月15日 22時05分
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