PT1活用テク:PT1の映像をLAN配信する!(1)~設定編~

アースソフトから発売されたPT1は、1枚で地デジ×2、BS/CS×2の4放送を同時に受信できる超パワフルなカードだ。PT1と「Spinel」というドライバを使うことで、LAN内の別のマシンからPT1で受信中のデータを受信することができるぞ。


このワザを使えば、例えば「自室のマシンをPT1サーバにしておき、リビングからノートPCを使って無線LANで接続して地デジを見る」なんてことも可能。先日紹介したBonCasLinkと違い、ネットワーク越しにPT1そのものにアクセスできる。
クライアントとなるPC側には、PT1もBCASカードも必要なし。ただ視聴用ソフトとドライバを入れておくだけでOK。ネットワーク越しの視聴は、LANの速度やクライアントPCのスペックによっては表示がカクカクしてしまうこともある。安定して録画したい場合は、クライアント側にも録画機器をつないでBonCasLinkを使う方がいいが、ちょっとTVを見たいといった程度なら、十分便利に使えるぞ。

■ Spinelを使ったPT1サーバを準備する

アースソフトPT1ソフトウェア
  
作者:アースソフト
BonDriver_PT1-ST-shm(PT1アップローダ)
  
作者:残念な人
Spinel(PT1アップローダ)
  
作者:Lapis Lab.
.NET Framework 2.0 SP1(x86)
  
作者:マイクロソフト
.NET Framework 2.0SP1(x64)
  
作者:マイクロソフト
.NET Framework 2.0 SP1 日本語 Language Pack(x86)
  
作者:マイクロソフト
.NET Framework 2.0 SP1 日本語 Language Pack(x64)
  
作者:マイクロソフト
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ(x86)
  
作者:マイクロソフト
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ(x64)
  
作者:マイクロソフト
Multi2Dec
  
作者:拡張ツール中の人

イメージ


地デジ×2、BS/CSデジタル×2の同時受信が可能なPT1。パソコンのPCIスロットに接続してアンテナ線をつなぎ、アースソフト公式サイトにある最新ドライバとSDKをインストールしておこう


「DTV関係ツール」の「PT1アップローダ」から「BonDriver_PT1-ST_shm」と「Spinel」と、「BonDriver_Spinel」最新版をダウンロードする。「Spinel ver~」としか書いてないファイルには、BonDriver_Spinelは含まれていないので、必ず「+BonDriver_Spinel」と書かれ
ているファイルもダウンロードしておくこと


「DTV関係ツール」のトップページから「Multi2Dec」の最新版をダウンロードしておこう


Spinelの動作には「.NET Framework2.0 SP1」「.NET Framework2.0 SP1日本語LanguagePack」「Microsoft VisualC++ 2008 SP1再頒布可能パッケージ」の3本が必要

■ Spinelの準備を行う


BonDriver_PT1-ST_shmと、Spinelを解凍する。BonDrive_PT1-ST_shmフォルダ内にPT1Ctrl.exe、BonDriver_PT1-S.dll、BonDriver_PT1-S.dllという3個のファイルがある。これをSpinelフォルダ内の、Spinel2\BonDriverフォルダにコピーする


BonDriver_PT1-T.dllと、BonDriver_PT1-S.dllの2ファイルを2組になるよう、コピーしてじフォルダに貼り付ける。ファイル名をそれぞれBonDriver_PT1-S0.dll、BonDriver_PT1-S1.dll、BonDriver_PT1-T0.dll、BonDriverPT1-T1.dllに変更しておく


Spinel最新版を解凍して適当なフォルダに入れておく。またBonDriver_Spinelの入っているファイルを解凍し、BonDriver_Spinel2フォルダを、最新版Spinelのフォルダにコピーしておく


BonDrive_Spinelフォルダには、BonDriver_Spinell.dll、BonDriver_Spinell.dll.iniの2個のDLLファイルがある。これをコピーして同じフォルダ内に貼り付け、4組になるよう複製する。そしてdll、dll.iniファイル計8個のファイル名を、画面のように変更する。S0とS1がBS/CSチューナ、T0とT1が地デジチューナを制御するためのファイルだ


dll.iniファイルをメモ帳などのテキストファイルで編集する。「TunerPath =」行のうち、そのファイルで制御するチューナ名を表す行だけ、行頭の「;」をなくす。例えばBonDriver_PT1-T0.dll.iniファイルなら、「TunerPath ="PT1/0/Terra/0"」の行以外は、行頭に「;」をつけておくようにする。さらにAddressの欄を、「PT1サーバーのIPアドレス:48083」にしておく。dll.iniファイル4個分について、同じ作業を行っておく

PT1活用テク:PT1の映像をLAN配信する!(1)~設定編~

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2009年01月28日 16時05分
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