PCを起動したら「プロシージャエントリポイントが見つかりません」とエラーが出る

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パソコンを起動するとプロシージャエントリポイント SessionServerProcessUnintialize が…」というエラー画面が表示されることがある。今まで見たことのないエラーなので慌てる人も多いようだ。これはSQLiteというデータベースのエラー。原因となっているソフト(iTunesなど)を再インストールすることで対処しよう。

「プロシージャエントリポイント SessionServerProcessUnintialize がダイナミックライブラリNISALERT.DLLから見つかりませんでした。」というエラーは、SQLiteを利用しているツールで発生するトラブル。もっとも多いのがiTunesのアップデートの際に発生するケースで、エラーのウインドウが「AppleSyncNotifier.exe」の場合はほぼ間違いない。
対処法としては、原因となっているiTunesをアンインストールした後、最新版をインストールすればOK。なお、ウインドウズ内のSQLtieを入れ替えるという方法もあるが、ほかの不具合を引き起こす可能性もある。iTunes以外のツールで原因を特定できず、どうしてもエラーを回避したいときにのみ、リスク覚悟で行うべし。

■ 「プロシージャエントリポイント」のエラーは再インストールで解決

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「プロシージャエントリポイント」のエラーは、SQLiteを利用しているiTunesなどのトラブルで発生する。画面から原因のツールを推測して再インストールするのがもっとも確実な対処法だ



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もしそれで対処できない場合は、PC内のSQLiteを入れ替える方法がある。こちらのサイトから「Precompiled Binaries For Windows」の「sqlite-dll-win32-x86-3071501.zip」をダウンロードして展開



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展開したファイル内にある「sqlite3.def」と「sqlite3.dll」を、「C:¥Windows¥System32」(64bit版の場合は「C:¥Windows¥SysWOW64」)にコピーしウインドウズを再起動する。ただしこの方法ではsqlite3.dllのバージョンの差異により他のツールでトラブルとなるリスクがあるのに注意。あくまで最終手段として行いたい


2013年01月08日 19時56分
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