拡張子「.webp」の画像ファイルが開けない JEPGに変換する方法を教えて

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最近、ウェブでちらほら見かけるようになった「.webp」という拡張子のファイル。画像ファイルなのだが、既存の画像ビューワーやペイントソフトは対応していないものも多い。Googleが開発した新形式「WebP」(ウェッピー)の扱い方を解説しよう。

「WebP」(ウェッピー)は、Googleが2009年に仕様を公開した画像形式だ。PNG形式を凌ぐ極めて高い
圧縮率が特徴で、Googleはこの規格を推進することで、さらなるウェブの高速化を計画している。現在、GooglePlayなどGoogle関連のウェブコンテンツで使われ始めており、今後は扱う機会も増えてくるだろう。
しかし、歴史が浅いだけあって、画像ビューワーやペイントソフトの対応は進んでおらず、WebP形式の画像を手に入れても、表示すらできないケースが多い。
現状、WebP画像を扱うときは、IrfanViewを使うのがベスト。デフォルトでは未対応だが、プラグインを追加することで、表示や他形式への変換が行えるようになるぞ。

■ Googleが開発した画像形式「Webp」を扱えるようにする

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拡張子が「.webp」となっている形式。これはGoogleが推進しているWebP(ウェッピー)と呼ばれる画像形式。2009年に仕様が公開されたばかりで歴史が浅く、対応しているソフトも少ない

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画像表示に関しては最強とと言われるIrfanViewでも、初期状態では表示することができない。が、プラグインを導入すれば扱えるようになるぞ

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IrfanViewのプラグインの最新版「IrfanView PlugIns」をダウンロードしよう。インストールの前にIrfanViewは終了させておく

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プラグインの導入は、インストーラーで「次へ」をクリックするだけなので楽チン。もし途中でエラーが出る場合は、IrfanViewのインストール先が違っていないかを確認しよう

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「IrfanView PlugIns」のインストール後、Webp形式の画像を開けるようになった。さらに、「名前を付けて保存」で形式を指定すれば、JPEGなどの扱いやすいファイル形式に変換することもできるぞ

2013年07月16日 23時29分
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