もう一度、災害時に危険な区画と避難先を確認しよう「Google防災マップ」

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東日本大震災から3年が経過し、そろそろ当時の危機感が薄れてきている人も多いのでは。Googleが公開している「Google防災マップ」では、東京都内で災害時の危険な区画や、避難場所をマップ上でチェックできる。自宅近所や会社近辺の防災状況を確認しておこう。

「Google防災マップ」は、Googleが提供している防災マップ。東京都内の防災情報をレイヤでGoogleマップ上に表示するサービスだ。様々なレイヤーが提供されているが、その中でも特に重要なのが火災の危険区画と、建物倒壊の危険区画を合わせて算出した総合危険度だ。
新宿や渋谷などターミナル駅の下町エリア、東京都東側の江戸川区、荒川区近辺に、危険度の高いエリアが密集している。また、合わせてチェックしておきたいのが避難場所だ。周囲が開けていて、火災などに巻き込まれる恐れのない場所も、マップ上で確認できる。
自分の行動範囲である自宅近辺、会社や学校までの通勤経路の防災状況は、一度確認しておくべきだろう。

■ 東京都内の災害時の危険地域・批判場所を表示する

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Google防災マップ」を開こう

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トップ画面では、「日本の災害時活動困難度を考慮した総合危険度」が表示される。Googleマップなので、拡大して一軒単位の細かい地域エリアまでチェックすることが可能

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右上の情報ボックスの「凡例:から、危険度の区分をチェックできる。赤色が濃いほど危険度の高いエリア

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「レイヤ」ではそのほかの情報に切り替えられる。公衆電話の位置、避難場所、火災危険度などのレイヤーを選択できるぞ

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例えば、これは都内の避難場所のレイヤを選択した状態。危険の少ない、避難先のエリアが緑色で表示される

2014年09月09日 23時00分
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