勝手にインストールされた「Spark Browser」を完全にPCから削除する方法は?

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気が付いたら、パソコンに見覚えのないブラウザ「Spark Browser」がインストールされていた……。これは中国の「百度」が提供しているブラウザだが、スパイウェアが入っているため放置しておくのは危険。アンインストールして、スパイウェアも駆除しよう。

「Spark Browser」は、中国の「百度」(バイドゥ)のウェブブラウザ。百度は日本向けのサービスも展開しており、日本語入力ソフト「Baidu IME」などが有名。この「Spark Browser」も、機能的にはChromeやFirefoxに劣らないタブブラウザだ。
しかし、百度のソフトはスパイウェア入りで、PCから個人情報を抜き出し送信していることでも有名。中華系のソフトをインストールすると、知らないうちに、「Spark Browser」が入ってしまうことがあるので、見つけたら削除しておこう。
なお、通常のアンインストールだけでなく、スパイウェアのスキャンも削除も合わせて行っておきたい。

■ 「Spark Browser」をPCからアンインストールする

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いつの間にかパソコンにインストールされている「Baidu Spark Browser」。「Baidu IME」などバイドゥ関連ツールのインストールの際に、セットで組み込まれるケースが多い

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「Spark Browser」の削除は、コントロールパネルから「アンイストールと削除」でアンインストールを行えばOK

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アンインストールウィザードが起動する。下のタブで「Uninstall」を選択しよう

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「Remove my Speak personal date~」にチェックを入れて、「Uninstall」をクリックしよう

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なお、「Spark Browser」のインストールの際に、スパイウェアが混入している可能性が高いので、アンインストール後に、スパイウェア駆除ソフトでスキャンを行おう。「Malwarebytes Anti-Malware」を利用するのがオススメ。使い方は過去記事を参照のこと

2014年10月05日 14時53分
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