「fenrir」作者の新ユーティリティ「menuHacker」

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コマンド入力式ランチャ「fenrir」など、知る人ぞ知る超便利ツールを作り続ける「B@r09u3⇔Style Op.2」が新作「menuHacker」をリリースした。あらゆるウインドウに「常に全面に表示」「プログラムフォルダを開く」といったメニューを追加するユーティリティツール。決して派手ではないが、インストールしておくと日々のWindows操作が一歩進化する、痒いところに手が届く新定番ツールだ。機能から活用例までを紹介しよう。

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「menuHacker」を作者のページからダウンロードして解凍し「C:\Program Files」内など適当なフォルダに移動させたら「menuHacker.exe」を実行。試用して気に入ったらショートカットをスタートアップに登録しておくと良い。

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全てのアプリケーションウインドウにメニュー項目が追加される。左上のアイコン部分をクリックし機能を選択しよう。「プログラムのフォルダを開く」「最前面」「このウインドウを除外して全て閉じる」は名前通りの機能だが、一つわかりにくいのが「シェード」。

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タイトルバーのみを残してウインドウを非表示にする機能。最小化の代わりに使うことになる機能で、もう一度「シェード」で元に戻る。Windows下部のタスクバーは大量のウインドウを開くと選択しにくくなってしまう。「シェード」ならタイトルバーがデスクトップ上に残っているから元に戻したいウインドウを見失う心配がない。

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「最前面」は特定ウインドウを非アクティブ時にも常に最前面にする機能。ブラウザなどを最前面表示させながら文章を打つ、など様々な状況で利用できる。

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先日紹介した「youtubeのプレイリストや検索結果の画面からirvineで一気に落とすsleipnir用スクリプト」をインストールするには、通常は「C:\Program Files\Fenrir & Co\Sleipnir\scripts」をマイコンピュータから開かないといけない。少し面倒だが、「menuHacker」があれば「プログラムのフォルダを開く」から簡単にスクリプトフォルダにアクセスできるのだ。

2006年05月18日 00時00分
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