Vistaにしょっちゅう出てくる「ユーザーアカウント制御」って何?

スパイウェアなどの侵入を防ぐ仕組みだ。オフにすることもできるよ。
Vistaを使い始めるようになって、まず戸惑うのがこの「ユーザーアカウント制御」 UAC というヤツだ。これはシステムに何か重大な変更を加えようとすると、警告を出す仕組みだ。スパイウェアやクラッカーなどが、ヘンなソフトをインストールしたり、重大な設定変更をしようとすると、ウインドウが表示される。ユーザーの知らない間に、マシンがいじくられるのを防いでくれるわけだ。
しかしネットにつないでなくて危険性が少ない環境などでは、いちいちUACが表示されるのはうっとうしい。
「ユーザーアカウント」の設定でUACを切ってしまうことも可能。また、「TweakUAC」を使えば、マシンを再起動せずに、一時的にUACを休止させることも可能だ。ソフトをまとめてインストールしたいときなどに利用すると便利だぞ。

Vistaでは、ソフトをインストールしたり設定を変更しようとするたびに、このような「ユーザーアカウント制御」 UAC という警告が表示されるようになった

UACを完全にオフにしたい場合は、コントロールパネルの「ユーザーアカウトと家族のための安全設定」→「ユーザーアカウント」で、「ユーザーアカウント制御の有効化または無効化」をクリックする

「ユーザーアカウント制御 UAC を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェックを外し、「OK」を押すと、UACがオフになって警告が出なくなる

一時的にUACをオフにしたいだけなら「TweakUAC」を使うといい。ファイルをダブルクリックすると、このような注意書きが表示されるので左下にチェックを入れてから「OK」をクリックする

一時的にUACをオフにする場合は「Leave UAC~」にチェックを入れて「OK」。元に戻したい場合は「Enable~」にチェックを入れてOKをクリックする

2008年03月16日 00時01分
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