炎上対策!ポータブル版Firefoxで身元を完全偽装する

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Firefoxをバリバリにチューンして使っている人は、当然会社や学校、ネットカフェのパソコンでも同じ環境を使いたくなるはずだ。FirefoxにはUSBメモリ用のポータブル版がある。ブラウザ設定や各種アドオンの導入といったカスタマイズは、ポータブル版でも通常版と同様に可能。

出先のマシンでも自分専用にカスタマイズしたFirefoxを利用できるのだ。特に会社や学校での利用には、FirefoxPortableのTor同梱版を使うのがオススメ。Torとは、IPアドレスを偽装して匿名ウェブ巡回を行うプロクシシステム。会社や学校からウェブ巡回を行う場合、IPアドレスから会社名や学校名がバレバレになるケースが多いが、Torで偽装しておけば、トラブルに巻き込まれるリスクを回避できるのだ。

■ FirefoxPortableのTor同梱版を導入

Tor Browser Bundle for Windows
  
作者:Tor Project
Local Switcher
  
作者:bsmedberg
ja.xpi
  
作者:Mozilla

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TorのBundle版をダウンロードして解凍し、中のファイルをUSBメモリ内のフォルダ内へコピー

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「Start Tor Browser.exe」をダブルクリックして起動する。少し待つとFirefoxのウインドウが表示されるはず

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アドオン「Locale Switcher」と「ja.xpi」をダウンロードし、Firefoxウインドウにドラッグ&ドロップしてインストールする

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Firefoxを再起動させ、「Tool」→「Language」→「Japanese」を選択

0902-service025-005-thum.png再びFirefoxを再起動させるとメニューが日本語になる。「ツール」→「オプション」をクリック

0902-service025-006-thum.png「詳細」「言語設定」を開く。一番上に「日本語.ja.」と表示されているのを確認。表示されていなければ「追加する.」から画面のように日本語を追加

0902-service025-007-thum.png以後は通常のFirefoxと同じ使い方でOK。アドオンなども自由に追加可能だぞ

■ TorのIPアドレス偽装モードを切り替える

確認くん
  
運営:ugtop

0902-service008-006-thum.pngステータスバーで「Tor Enabled」と表示されていればTorが有効になっており、IPアドレスが偽装されている。「確認くん」で確認してみよう

0902-service025-009-thum.png「Toggle Tor Status」で表示を「Tor Disabled」にすると生IPアドレスが表示されるぞ

2009年01月30日 01時48分
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