マウスの左ボタンでファイルをダブルクリックするとなぜかプロパティが開く

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マウスの左ボタンでファイルやフォルダをダブルクリックして開こうとしたら、なぜかプロパティが開く。ドラックして移動しようとしたらショートカットが作成される……。これは、キーボードのAltキーが押しっぱなしになっているために起きるトラブル。原因は、特定のキーをロックするウインドウズの機能にある。

マウスの左ボタンの操作がおかしくなった場合、原因はキーボードにあることが多い。キーボードのキーが何らかの事情で押しっぱなしになっているケースがあるのだ。ウインドウズには、キーボードのロック機能があり、ShiftキーやAltキーを連続で押すと、以降はそのキーは押した状態のままに固定される。この機能が有効になっていると、押しているつもりのないキーが押されたままになり、その状態でマウスを操作すると思わぬ挙動をすることがあるのだ。
マウスの左ボタンのダブルクリックで、プロパティが開いたりショートカットが作成される場合は、「Alt」キーが押された状態になっている。Altキーを2回連続で押すとロックの有効・無効を切り替えられる。ロックを解除したら、コントロールパネルからロック機能を無効化しておこう。

■ キーボードの固定キー機能を無効にしよう

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フォルダやファイルをダブルクリックで開こうとすると……?

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なぜかプロパティが開いていしまう。また、ドラックで移動しようとすると、移動せずにコピーやショートカットが作成されてしまうことも。これはキーボードの「Alt」キーがロックされ、押しっぱなしの状態になっているためだ。Altキーを2回連続で押すとロックは解除されるぞ

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コントロールパネルの「コンピューターの簡単操作」をクリックしよう

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「コンピューターの簡単操作」から「キーボードの動作の変更」をクリック

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「固定キー機能を有効にします」のチェックを外して無効にしておこう

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「固定キー機能の設定」を開くと、詳細が分かる。「Ctrl、Alt、Shift、Windowsロゴキーを2回続けて押すとそのキーをロックします」が有効になっていると、Altキーを2回押したときにロックされ、すべての操作がAltキーを押した状態で行われるようになるのだ

2014年12月12日 19時40分
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