「JkDefragGui」でHDDの中を隅から隅までお片づけ

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書き込みや削除を何度も繰り返すと、HDDの中のデータは複数の場所に分散して保存され、読み込みが遅くなっていく。こうした散らばったデータは「JkDefragGui」で整理するとアクセス速度が元通り高速になるのだ。

データがばらばらに分散されていく現象のことを「ハードディスクの断片化」と呼ぶのだが、断片化されたデータは読み出しや書き込みの速度が次第に遅くなっていき、パソコンの動作が不安定になったり重くなったりする原因にもなる。

断片化を解消するには「デフラグ」という作業で「JkDefragGui」は、オープンソースで作られた強力なデフラグツール「JkDefrag」をマウス操作だけで手軽に使うことのできるツールだ。1クリックでハードディスクの断片化を解消できるほか、ゴミファイルを削
除したり通常のデフラグでは断片化を解消できないパソコンのシステム部分までデフラグできる。使えば確実にパソコンの動作が向上するのでぜひ試してみてほしい。

JkDefragGui
  
作者:Emiel Wieldraaijer

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JkDefragGuiのファイルを解凍し、「JkDefragGUI.exe」を実行しよう。デフラグツールの本体ファイルが自動ダウンロードされ、セットアップが完了する

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セットアップが終わるとソフトが起動する。デフラグより前にパソコン内の不要ファイルを削除しておこう。「クリーナー」タブを選び画面のようにチェックボックスをチェック。「実行」をクリックして不要ファイルを消す

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「全般設定」タブを選び「実行」をクリックしよう

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JkDefragが起動し、デフラグが始まる。ハードディスクのサイズにもよるが、最低1時間程度はパソコンを放置しておこう

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デフラグが終わったら「システム」タブを選択して「次回起動時に」を選択。「適用」をクリックすると次回のパソコン起動時に、通常のデフラグでは断片化を解消できない領域のデフラグを行ってくれる


2008年07月28日 22時38分
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