■ サイトを速く表示できるのはどれ?

JavaScriptの計測ではChromeが圧倒的な差を付けての勝利となった。JavaScript実行が速いということは、GmailなどJavaScriptを使ったページが速く表示されるということだ

重いサイトにはフラッシュやJavaScript、画像などさまざまな要素が使われている「
愛生会」でテストを行ったところChromeが断トツの速さを誇る結果となった

HTMLファイル対決にはテキストとHTMLタグで構成した画像などを一切使わない巨大なHTMLファイルをパソコン上に用意。開くまでの速度を計測したところ意外にIE8が健闘する結果となった
■ 結果はいかに?
| ブラウザ名 |
Flash |
Javascript |
重いサイト |
HTMLファイル |
| IE7 |
13.6秒 |
47.3秒 |
5.8秒 |
17.5秒 |
| IE8 |
14.1秒 |
10.3秒 |
5.7秒 |
17.1秒 |
| Firefox3 |
12.1秒 |
4.5秒 |
5.4秒 |
18.2秒 |
| Chrome |
13.9秒 |
1.4秒 |
3.5秒 |
20.5秒 |
対決中で最も目立ったのがChromeのJavaScript実行速度。他ブラウザの追随を許さず断トツの速さを叩きだした。最近のウェブサービスなどはJavaScriptを使ったものが多いため、ウェブサービスをよく使うならChromeが一番のオススメと言えるだろう。またIE8の健闘にも注目だ。数字だけ見れば他ブラウザに見劣りするが、IE7と比べると確実に進化しているのが分かる結果となった。
■ ところでOperaはどうなのよ
一部に熱烈なファンがいるブラウザ「
Opera」は昔から高速なページ表示が人気だ。どのくらいの実力か、このページで行ったのと同様の速度測定を行ってみた。
結論を言うと、HTMLファイルの読み込みでは一番の速度を叩きだしたが、それ以外では特出することはなく良くも悪くもないという結果になった。ただ、Operaのウリには細かい部分までカスタマイズできる拡張性の高さがある。Firefoxに比べると敷居は高いがカスタマイズによって動作が重くなることがないのが利点だ。
| Flash |
Javascript |
重いサイト |
HTMLファイル |
| 12.1秒 |
65.4秒 |
6.1秒 |
15.2秒 |

HTMLファイルの表示では、他ブラウザよりかなり速く表示できた。またキャッシュのあるページの表示もかなり速い
■ Firefoxに拡張を入れると重い?
Firefoxは拡張機能を導入することによって、さまざまな機能を追加して自分好みのブラウザを作ることができる。だが拡張を入れるとブラウザの動作が重くなってしまうと言われている。さまざまな拡張機能を導入して、表示速度がどれくらい遅くなるのか測定してみた。

とにかく大量の拡張機能を導入してみた。あらゆる動作が遅くなったぞ
| 拡張の数 |
Flash |
Javascript |
重いサイト |
HTMLファイル |
| 10個 |
13.1秒 |
72.2秒 |
7.1秒 |
28.3秒 |
| 20個 |
14.2秒 |
75.3秒 |
7.9秒 |
31.2秒 |
| 30個 |
14.7秒 |
78.2秒 |
8.5秒 |
34.6秒 |
結果は一目瞭然で、多くの拡張を入れれば入れるほどページ表示はどんどん遅くなる。ページ表示だけでなく、ソフトの起動や新しいタブを開く速度なども変わってくるのだ。拡張機能はムダなものを入れず、必要なものだけを導入するのが賢い使い方と言えるだろう。
■ Tips:実はFirefox3.1が最強かも?
現在
Beta版がリリースされているFirefox 3.1は、表示エンジンを一新し、ページ表示がさらに高速になっている。特にJavaScriptにおいては、Chromeと同等かそれ以上の速さを誇っている。正式版リリースに期待しよう。