多くの人にとって、パソコンでもっともよく使うソフトはウェブブラウザだろう。ちょっとしたメモや、覚えておきたい引用文が、ブラウザを起動したタイミングで表示されると非常に便利。Chromeの新規タブのページをメモ用のダッシュボードにする拡張「DashNote」を使ってみよう。

「DashNote」は、Chromeで新しくタブを開いたときの空ページを、ダッシュボードとして利用できるアドオンだ。ダッシュボードには、自分で書き込んだメモを残せるほか、ウェブ上から引用したテキストや画像を、引用元に紐付けた状態で表示できる。
ToDoリストを貼り付けておいたり、ウェブで見つけた住所や連絡先を、カードのように並べて掲示しておけば、Chromeで新規タブを開いたタイミングで、必ず目に入る。Chromeのスタートページを新規タブのページにしておけば、Chromeを立ち上げたタイミングでチェックするようにもできるぞ。
ダッシュボードの背景には美しい風景画像が使われており、起動するごとに画像が入れ替わるので、毎回新しい気分で作業に向き合えるのだ。

■ Chromeの新規タブをダッシュボードとして利用する

「DashNotes」をChromeWebStoreからインストールしよう

インストールが完了すると、新規タブが開き、右上に「この新しいタブページでよろしいですか？」とポップアップが表示される。これは、新規タブのページ設定を変更したことを確認するダイアログ。「変更を保存」をクリックしよう

まずはテキスト情報をDashNoteに追加してみよう。ウェブページのテキストを選択した状態で右クリックし、「Add Text to DashNote」をクリック

新規タブを開いてみよう。DashNoteのページが開き、先ほど追加したテキスト情報が表示されている

同様に、右クリックメニューから画像要素を追加することもできる。表示の下のURL部分をクリックすると、引用元のページへと移動するぞ。このDashNoteのページは、リロードしなくても、追加すると即座に変更が反映される

左上の「＋」をクリックすると、自由に記載できるメモを追加できる。その隣にある正方形のボタンをクリックすると、DashNoteのページを終了して以前の新規タブのページへと移動する

DashNoteは新しくタブを開くごとに背景が変化するぞ。もちろん登録した情報はそのままだ。