Vistaにしたらソフトをインストールする度にいちいち警告が出てウザいです。

Vistaの新しいセキュリティ機能「UAC」だ。邪魔なら切っちゃうといいぞ。
Vistaでソフトやドライバをインストールしたり、特定のアプリを実行しようとすると、何かと「ユーザーアカウントの制御」というウインドウが表示される。
これは「UAC」と呼ばれる機能で、ユーザーの許可なしにパソコンにプログラムがインストールされるのを防ぐために追加されたものだ。有効にしておくと、スパイウェアなどの侵入をある程度防ぐことができるが、いちいち確認を求められるのは正直うっとうしい。
「Vistaのエレベータ」を使えば、アプリの初回起動時だけUACを表示するように設定できる。起動するたびにいちいち確認を求められることはなくなるので、手間が省けるぞ。UACがどうしても邪魔なときは、コントロールパネルから無効にすることも可能だ。

UACでは、システムに変更を与える可能性のあるアプリを実行するときに、ウインドウを表示して確認を求めてくる。こっそりソフトがインストールされるのを防ぐ仕組みだが、正直なところウザい

Vistaのエレベータを解凍したら、VETray.exeを実行する。するとタスクトレイにアイコンが表示されるので、これを右クリックして「昇格要求不要なDOSコマンド生成」を選択する

「実行ファイル名」で、UACのウインドウを表示させないで実行したいプログラムを指定する。そして「デスクトップに起動用ショートカットの作成」ボタンをクリックする

このようなアイコンがデスクトップに出来上がる。これをダブルクリックして実行すると、UACのウインドウが実行されなくなる。VETray.exeはスタートアップに入れておくといいだろう

UACを完全にオフにすることもできる。スタートメニュー→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」→「ユーザーアカウント」で、「ユーザーアカウント制御の有効化または無効化」をクリックする

「ユーザーアカウント制御 UAC を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェックを外して「OK」ボタンを押せば、UACが無効になる

2007年08月24日 00時20分
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